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さくら

千鳥が淵の桜が満開だった。
昨日は友人と、今日は一人で、見た。
二日連続でいったのは、ちょっとした偶然で、わざわざということでもないけれど、二日も魂を洗うようなホンモノの美しさに出会えたことが嬉しい。

桜は花もかわいらしく、一本の木としても美しい。十分に鑑賞に堪える。
しかしながら、千鳥が淵の桜は、声も出ないほどの美しさを誇る。見上げれば、桜が空を埋め尽くし、お堀の対岸を桜色に染めている。その圧倒的な量感は、すでに植物の領域を超えて、一幅の絵巻物。それ自体が芸術作品としか思えない。

これほどまでに美しい桜を私は知らない。
老いも若きも、男も女も、善人だろうが悪人だろうが、関係なく、ただそれに見とれる。言葉はいらない。その場にいて、桜の美しさとともにいること、一体になることのすばらしさ。

このような感動を与えてくれるものが、電車でいけるところにあるということ、それに見とれることをよしとする花鳥風月の文化の国に住んでいることに、ただ感謝する。


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