カラダ調整中
発熱や下痢はよいこと。
からだがバランスをとろうとしてやっていることなので、無理におさえたりしてはいけない。
脱水しないように水分補給に気をつけて、出るものを自然に出してやればいい。
こんな教えを1年ほど前にうかがって、そういうものかと思うようになった。
現在、やや体調不良なのだが、私のカラダさんは、ただいまバランス調整中なのだと考えると、カラダに対していとおしさと頼もしさを感じるから不思議。
ここ数年、かなり無理をしているので、カラダがそろそろ騒ぎ出してもおかしくない。そんなに無理をして得たものは何だったろうか。何か特別なものを得たわけではないのだが、無理をしている間は、少なくとも充実感があった。持てる力を振り絞るとき、何かからだにみなぎってくるエネルギーがあるらしい。
そして、たぶん自分が思ってもみなかったところで、その「無理してがんばったこと」は、戻ってくる。
そう考えると、幸せが津波のようにやってくるように思えて、ワクワクする。
溺れぬように、サーフボードは離さぬようにしよう。
なんでも、前向きに考えたほうが、「今、このとき」楽しく過ごせる。
前向きになるには、言葉も大切だ。
体調不良と言うよりは、カラダ調整中と言ったほうがいい。
電車の時刻表示などで、Out of Order とよく書いてあるけれど、日本語では「調整中」だ。
この、奥ゆかしき言葉遣い。やはり日本語は美しい。
美しい言葉を話す、美しい人を目指そう。
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