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大学時代の友に会う

大学時代の友人二人に会う。
駐在先のドイツから帰国したばかりの商社マンに、子供を育てながら、外資系コンピュータの会社でシステムエンジニアとしてのキャリアを積んでいる素敵な女性。

ドイツ帰りの商社マン御用達のドイツ料理屋は、さすがにグッドチョイスで、ビールも本物、料理も本物、ウェイターも感じがよくて、気分がよかった。ソーセージにアイスバイン。デザートにはなぜかフランス菓子のクリームブリュレ。これは私がもっとも愛するデザートであり、しかも紅茶味で、胃袋がハッピーマークになった。

学生時代の友達は不思議だ。久しぶりに会ったのに、大学時代にすっと戻れてしまう。忘れていたことがらが、簡単によみがえる。そういえば私はゴルフ部だった。日ごろ、思い出すこともないそれらの記憶。

記憶にはタグがついていて、そのタグがひかれると、忘れていた多くのことが一気に思い出される。そのときの音、声、匂い、空気の感覚まで、すべてを思い出す、この不思議さ。朝3時から回るラウンドの芝のぬれた匂い。朝もやの中で、必死に追う白いボール。トライアスロンのごとくに打っては走った学生ゴルフ。

いろいろなことが思い出されて、懐かしい。
できるだけたくさん、いい思い出を作ろう。いい思い出になるような「今、このとき」を過ごそう。

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空き缶衛星の読者

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空き缶衛星の本は、とても可愛らしくてうれしいのだけれど、近所の本屋には売っていない。
「科学、テクノロジー」というところに振り分けられるらしい。そういう売り場に足が向く読者層はやはり限られる。

私としては、科学技術と無縁の、普通の女性にこそ読んでほしいと思っているのである。
雑誌にとりあげてもらったが、それは理系向けの「ダイム」であって、アンアンでもハナコでもなかった。
当然といえば当然か。テレビドラマにでもなると、少しは関心が高まるだろうか。

私がいちばん伝えたかったのは、人間の持つシナジーであり、ダイナミズムであり、全員がシンクロするときの凝縮したエネルギーの発露である。それは、分野が違っても、やっていることが違っても、その体験を持つ誰もが共感できることだろうと思う。

いつもの信念に戻ろう。
「それが本当に大事なことで、やるべきことだったら、道は必ず開かれる」

オーレイ!


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本ができてきました!

金曜日に、新潮社から「上がれ!空き缶衛星」の見本を送っていただいた。
発売前の本を手にするのは、ちょっと快感。
表紙は、「なっちゃん」の缶の下のほうがスケルトンになっていて、中のメカ構造が見えるようになっている。
さすが、プロのデザイナーの仕事で、とても素敵な表紙に作っていただいた。

本文中に数字の間違いを発見して、ちょっとショック。
入念に見直したつもりだったのに、こういうケアレスミスを起こしてしまうのはなぜなんだろう。
「小さな間違いがあっても、全体としての価値を尊重しなさい」ということかな。
しかし、リアルな宇宙プロジェクトで、「小さな間違い」が大事故につながることはよくあるので、謙虚に受け止め、今後の教訓としたい。今後、数字はきっちりと見直しをしよう。

「重版するときに直しましょう」といっていただいた。それには、初版5000部を売り切らないといけない。本をかついで全国行脚をしている自分の姿がふっと浮かんでしまう。それも悪くないが、大学生のリアルな宇宙開発を本当に支援するには、もっとお金が必要だ。1200円の本を売り歩くだけでは、まったく足りない。

これは最初の一歩。
多くの方に、こういう活動を真剣にやっている若い人たちがいて、彼らの活動が、どんなに前向きなエネルギーを生み出しているのかを、伝えたい。

次の一歩を着実に進めたい。

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