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愛をまわす

ありがたいことに、あるビジネスプランコンテストのファイナリスト8組に選んでいただいた。そのブラッシュアップにアップアップしている。

「回したいのは金じゃなくて、愛」
「愛をうまく回すためにいくらかかるかを考えるのがビジネスプラン」

という私たちの気持ちは、投資家へのリターンを第一義に考えざるをえないベンチャーキャピタルにうまく届くのかどうか。というよりも、そういう想いをビジネスプランにうまく書くことができるのか。

「金がからむと、人が変わる」
「きれいごとでビジネスはできない」

常識的には確かにそうだ。

でも、私たちは、これまでの常識にない宇宙という場へのアクセスを持ち、情報化社会というかつてなかった社会に生きている。

地球を覆っていた「愛」が、薄くなっているような気がしているのは私だけだろうか。もっともっと「愛」が地球上に回っていくように、何か手を打たないといけないのではないだろうか。

ビジネスで回さなくてもいいだろう。ボランティア活動でやったらどうだ、という声も聞こえてきそうだ。
確かにそれもそうだ。ずっとそうやってきた。

ボランティア活動は、持続可能かというところで疑問がある。つまり、どこかほかのところからエネルギーを注入し続けないと、ボランティア活動は続かない。
「金」のことでいうならば、「金」をどこかで稼ぎ、余暇の時間をボランティア活動に使うので、「本業」次第でその時間は消え去ってしまう。時間とともに、その精神も失われることも多い。

「余暇」や「趣味」でなく、「本業」が「愛を回す」といえる人たちを作っていかなければ、それは持続可能な事業になりにくいのでないかと思う。

宗教家は、ある意味で「愛を回し」生活を立てている。宗教ではなしに、そういうことをするのは不可能なのだろうか。

悩める今日このごろである。

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Comments

pacoさん
お久しぶりです。何かに対する愛、ですね。誰でも何かに「愛」を持っていますものね。確かに物語を作ることは必要かもしれません。20日がビジネスプランの締め切りなので、ただいま、集中的にいろいろ考えています。相手にわかる言葉に翻訳して出さないといけないんですが、「愛」はきっと、翻訳しなくてもわかっていただけることと信じて(思い込んで?)おります。

Posted by: Rei | 2004.08.17 at 12:19 AM

レイさん、pacoです。元気そうで何よりです。

僕も、「回したいのはカネじゃなくて愛」のような環境ビジネスをやろうと思っています。で、まだまだ道は遠いのだけれど、単に「カネじゃなくて愛」だとついて来にくい話でも、「物語」をつけてあげると、ついてくる人がいそうだということに気がついてきました。

ケチで有名な名古屋の人が金をかけるのは、冠婚葬祭と、地域の歴史ある行事や地域に残るもの、だそうです。自分が、ひとりで金持ちになったのではないとしたら、それは地域社会や父祖からの縁。そこには恩返ししなければ、というような、あるいは自分が地域社会の未来をつくるパトロンになるような感覚。そう異様な物語があれば、カネのためだけじゃなくてカネが回るかも、という話です。

愛を、漠然とした愛じゃなくて、「何かに対する愛」という形に色を付け、物語にしてわかりやすくする努力が、新しいタイプの起業には必要なのかもしれません。

Posted by: paco | 2004.08.16 at 11:54 PM

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