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空き缶衛星の感想文

本は一度出てしまうと、著者の手を離れて、一人歩きする。かわいがってもらえるかどうか、心配でたまらない。ましてや、この本は、私の本というよりは、学生さんたちのがんばりを伝える本なので、評判が悪かったりしたら、彼らに本当に申し訳ない。そんなとき、読んでくださった方から、感想をお寄せいただいた。この方も、一生懸命生きている頑張り屋さんなので、きっと共感される部分があったのではないかと思う。
ご本人の承諾をいただいたので、ここでご紹介させていただきたい。

===ここから===

「上がれ!空き缶衛星」大変楽しく、熱く、読ませていただきました!

手にとった時は、「超小型衛星プロジェクト、理科系熱血ドキュメント」の帯に、衛星、理科系いずれも縁遠い私に果たして理解できる話だろうかと心配でした。しかし、その不安はまったく無駄なものでした。個性豊かな登場人物に話の展開の早さ、あまり知られることのない大学内部の話、日米間の違いなど、私には目新しい話ばかりで、最初からぐいぐい話に引き込まれっぱなしでした。

また随所に当事者たちの生活がちらちらと織り込まれ、(風邪だった、東急ハンズで鉢合わせなどなど)何度も微笑ましい気持ちになりました。

最後の打ち上げのところはドキドキでした。永島さんの「きた!きた!きたー!」のセリフには本の上で一緒に感動さえ覚えました。

大学生といえども、もう立派なプロジェクトものですね。最近たまたま、壊れかけた赤字プロジェクトの建て直しを命ぜられたプロジェクトマネージャーの話(システム系)、「プロジェクトマネジメント」近藤哲生著を読んだのですが、いいものを作るんだ!成功させるんだ!という共通の使命があってか、プロジェクトにかける思い、モノ作りへの情熱とその工程、人が人を助け合い協力する姿など、さすがプロジェクトというだけあって共通点が多いと、頷きながら読みました。

これからはニュースでも衛星関係については見方が変わりそうです。

私にとってのカンサット(熱い体験)は、あっただろうか・・・。人を育てるとはどういうことか、貧乏の大切さなど、ただ感動しただけでなく考えさせられることも多かったです。

ところどころに散りばめられた川島さんの言葉が、素敵なエッセンスとなって読み心地爽やかな、夏の読書に最適な一冊でした。

熱い感動を分けていただき、ありがとうございました!

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