キューブサット一周年記念講演会
7月10日に、「キューブサット一周年記念講演会」が行われ、本当に楽しい時間をすごすことができた。100名もの方が集まってくださって、おおいに盛り上がった。企画・運営にあたった学生さんたちに感謝。ほんとうに近頃の若者は頼もしい。
まずは、東大と東工大からそれぞれ「最年長者」がそれぞれのキューブサット開発について説明。学生はその寿命が短い(?)ので、こんなに若いのに「長老」となってしまう。「長老」のお話は、一般の方を意識して、学会発表風ではなく、とてもたのしいものだった。
その後、休憩をはさみ、私もほんの少しお話させていただいた。UNISECが何を育もうとしているのかを説明して、キューブサット開発とのからみでちょっと。UNISECは、「ユニークで、決してあきらめず、別のやり方を探し、誠実に、元気いっぱいに、チャレンジする」人たちを育む場として機能していけばいいと思う。「UNISEC」な人がたくさんいれば、元気な世の中になっていきそうだ。
Unique
Never-give-up
Innovative
Sincere
Energetic
Challenging
それから、アマチュア無線家のご講演に続き、応援団の登場とあいなり、キューブの声を聞きたくてアマチュア無線免許をとってしまったという主婦の方のお話。大爆笑で大好評。それから、名古屋からかけつけた保険会社のサラリーマンの熱のはいった応援。愛知万博で、キューブサットの声を聞くイベントができると楽しそうだ。それまで生きていてくれるといいが。最後はまじめなお話で締めて、閉会のごあいさつ。
その後、関係者の懇親会の後、研究室に戻って、二段になった巨大なケーキと記念撮影。ケーキには、「XI-IV&Cute-I」と書いたチョコレートの板がのっている。東大・東工大のあわせて30人くらいが食べてもなおあまるぐらいのケーキ。OBの差し入れだ。それから、尽きぬ話があちこちで咲く。
「自分の子供が1歳になったみたい」という学生さんたち。たくさんの親を持ったキューブサットは、今日も地球を回っている。
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