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きつねとたぬき

新大阪の駅構内の立ち食いうどん屋。
関西のうどんはおいしい。

久々のシタールのレッスン。
今月は、半月以上海外にいたし、帰国してからも忙しくて、練習があまりできなかった。
滑り出しは悪くなかったが、やはり、めっきはあっというまにはげる。久々の愛のムチ。こんなに弟子のために必死になってくれる師匠に出会えたのは奇跡的。大人になってこんなに叱ってもらえるのはありがたい。幸運に感謝。

指をけがしてタブラがたたけない生徒が来た。師匠はわざわざガマックという「音階つきの打楽器」を用意して待っていた。人差し指が使えなくても使える楽器だ。音楽に対して、また、人に対しての誠実さが伝わってくる。そして、シタールとあわせての練習。楽しい時間だが、私の指は思うように動いてくれない。芸の道は厳しい。でも、なんとかここを通り抜けて自在に弾けるようになりたい。

「自分で場の雰囲気を作りなさい」という師匠。レッスンが終わってしばらくたつと、その意味がじわじわとわかってくる。でも、「わかる」と「できる」は違う。わかったからできるというものでは決してない。「わかる」は「できる」に近づくための第一歩に過ぎない。

日帰りで大阪へいくので、行きも帰りも駅弁。でも、こういう日はあったかいものが食べたくなる。そんなとき心にしみるのは、あったかうどん。時間がなくても食べられる。きつねうどんがお気に入りだ。

ちょっとした発見。
大阪では、「きつねうどん」は、あぶらげがのったうどん。そして、「たぬきそば」は、あぶらげがのったそば。
私はずっと、「きつね」とは、あぶらげのことで、「たぬき」とは「てんかす」のことだと思っていた。だから、

きつねうどん=あぶらげがのったうどん
きつねそば=あぶらげがのったそば
たぬきうどん=てんかすがのったうどん
たぬきそば=てんかすがのったそば

というふうに考えてきた。しかし、ここでは「てんかす」がはいったうどんは、「あげたまうどん」という名前を持っていて、たぬきうどんというもの自体が存在しない。

常識とはこんなもの。時と場所によって大きく違う。
一人納得して新幹線に乗った。

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