いい・いい日
11月11日はいいことがたくさんある日。いい・いい日と読めるから。
と思っていたら、本当にいいことがたくさんあった。
朝、電話が鳴ったと思ったらしばらくぶりの知人から。物理学者で、一つの研究を30年来続けている。四国で情報工学を教えておられる。「経済物理学」の学会のために東京に来ているという。経済と物理とどんな関係があるのか知らないが、ともかく朝ごはんでもいっしょにということになり、都心のホテルへ。
朝からバイキング。お堀を眺めながらの楽しい食事。
来世では「シタールをひく物理学者」として生まれる予定なので、物理のお話もわからないなりに楽しくうかがう。それにしても、30年以上もひとつのテーマを追い続けていられるというのはそれだけですごい才能だと思う。
夜、こちらは前からのお約束で、お食事。分野の違う優秀な人と人を引き合わせ、その場に共にいるのは本当に楽しい。知的刺激をたくさん受けて、脳細胞が喜んで踊りだしている感じがする。
そのお話の中で特に印象に残ったこと。
進化論からいくと、女性が原型で男性は無理を重ねて男性になっているのだという。だから、男は弱くて寿命が短いらしい。なるほど。弱いのに無理してがんばっている(?)男性の皆さんに感謝。
強みは弱みに、弱みは強みに常に変わる。強さを笠にきることなく、弱さを嘆くことなく、何がどう変わっていっても、11月11日をいい・いい日と読む心を忘れずにいたい。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 母の言葉(2016.01.21)
- いつか、誰かのために(2012.05.21)
The comments to this entry are closed.
Comments