るんるんアヒルさんのオルガン
横浜のるんるんアヒルさんの家へお邪魔した。
もともとは、この方のお連れ合い様と知り合いだったのだが、るんるんアヒルさんともとても仲良しになった。数名のお客様をお呼びしてあるとのことで、ついでに呼んでいただいた。ご夫婦でお酒が大好き、オルガンが大好きというおしどり(アヒル?)夫婦の家は、チェンバロなどの楽器たちが一番よい部屋を占領している。
るんるんアヒルさんは、職業が「オルガニスト」。教会などにある、あの大きなパイプオルガンの演奏家である。実は私はあの音色が大好きで、自分がオルガニストになりたいと真剣に考えたこともあるくらいなのである。が、今はシタール一筋(というのも恥ずかしい練習量であるが)で、オルガンはもっぱら聴いて楽しむ。
彼のほうは、職業は重厚長大企業の管理職。社会活動も盛んにやっておられる。こんなにマジメに二足のわらじを履いたら、疲れるのではないかと思うくらいの真摯な方である。
二人のお酒好きは徹底していて、田植えから仕込みまで参加する酒造りをやっておられる。そのお酒はたいそう贅沢に作られているそうで、とてもおいしい。大きな冷蔵庫を最近購入されたとのことだが、すべては酒のため、だそうである。ちらりとのぞいてみたら、本来であれば野菜が並べられるはずの大きな引き出しに、お酒がところ狭しと貯蔵されていた。
いらしていたお客様の中に、「アル中」に通学中の方がいらした。アル中の学校とはいかに?
正式名称を神田和泉屋学園という。神田和泉屋は有名な酒屋さんで、そこのご主人がお酒の学校を作ったそうだ。幼稚園が併設されていて、そこではおかみさんを先生とする、酒のつまみの料理教室も開かれているとか。「学校」なので、遠足に修学旅行もあり、もちろん酒蔵を訪ねる旅となる。なんとも楽しそうではないか。
彼女が作ってきてくれたつまみが絶品。豆腐のムースとレンコンの明太子和え。豆腐のムースは、オリーブオイルでかりっと焼いたフランスパンにたっぷりつけていただいた。
るんるんアヒルさんも料理は上手。麗しい音楽を奏でる指は、おいしい料理をも作り出す。五感を研ぎ澄まして、ますます芸には磨きがかかるのだろう。もちろんチェンバロも弾いてくださって、一同うっとり聞きほれる。アルコールが入って、まずダメになるのは足なのだそうだ。そういえば、千鳥足はあっても、千鳥手はない。
休日に友を訪ねる。新しい出会いに、世界がまた広がる。
知らない世界がたくさんあって、それぞれに別の楽しみがある。
こんな場を作ってくださったアヒルさん夫妻に感謝!
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