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朗読サービス

大田区の図書館から荷物が届いた。
なんだろうと思ったら、「上がれ!空き缶衛星」のテープ版。そういえば、昨年、目が不自由な方のために、テープに吹き込んでもよいかどうか、問い合わせがあった。できあがったらしい。5本でワンセット。

さっそく聞いてみる。
やわらかな女性の声。プロではなさそうだけれど、聞きやすい。ボランティアで吹き込んでくださっているのかもしれない。頭が下がる。英語はわざわざスペルを読み上げてくださっている。写真の説明も言葉できちんとしてくださっている。すごい。

書いているとき、朗読サービスのことは念頭になかった。読んでいただけるなど、夢のまた夢だったからだ。しかし、こんなことなら、英語にもルビをちゃんとふっておくのだった。会議の名称など、参考のためにだけ入れてある英語まで、丁寧にスペルを読んでくださっている。ああ、そんなところはすっとばして読んでくださいませ。

そして、もっとリズムよく書ければよかったのにと、朗読を聞くと思う。まったく手遅れと知りつつ、いろいろと考える。

Better late than never.

こんなとき、とても元気になる言葉だ。

お送りいただいたこのテープ、忘れかけていた、とても大事なことを思い出させてくれた。

言葉を丁寧に紡ぐことはやはり大切なのだ。もともと、物語は、耳で聞くものだった。耳から聞いた言葉を自分の中で膨らませて、ドキドキワクワクする。それが物語。

語りだけで、聞いている人がワクワクできるような言葉を紡ぎたい。ホンモノの言葉ならきっと、目で読んでも耳で聞いても楽しめるのだと思う。

ホンモノの言葉。
道は遠い。けれど、どんなに遠い道でも、先に光がある、と思う。

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Comments

シェフ様

同様に、プレゼンも最近はパワーポイントでやるので、その人の話を聴くというよりは、パワポを見る、という感じが強いですね。

少し前に、ネズビッツさんの講演で、ビジュアルエイドをあえて一切お使いにならなかったのですが、同じようなことをおっしゃっておられました。


Posted by: Rei | 2005.05.28 at 05:51 PM

最近、早朝のラジオ番組をきくことが多い。一時話題になったニッポン放送がほとんどですけど。特に日曜朝6時からの倉本聡「富良野からの風を」はかかさずきいています。月替わりでゲストの対談。先月は阿川佐和子さん。父、阿川弘之氏のエピソードなど。最高に面白かったのは、エベレスト清掃登山で有名になったアルピニストの野口さんのお話。中身は省略しますが。
NHKの「ラジオ深夜便」が中高年でひそかなブームだとか。
今の、テレビは、芸能タレントやお笑い系の内輪の馬鹿騒ぎ、といった番組ばかり目立ち、見るに絶えない(それだけ、こちらが年寄ったということかもしれませんが)。
それに比べると、派手な演出やワンパターンの芸とは無縁の、早朝のラジオ番組は、結構はまりますよ。
ホリエモンの放送とメディアの融合なんて浮わついた話でなくて、もっとじっくりラジオを聴きましょう。映像があふれている現代だからこそ、人の話にじっくり耳を傾けることの価値を見直したい。

これからは、「ラヂオの時代」です。

Posted by: シェフ | 2005.05.28 at 09:35 AM

コメント、ありがとうございます。
声で聞くのは、また格別ですね。
車の運転、気をつけてくださいね。

Posted by: Rei | 2005.05.14 at 01:05 PM

 朗読サービスよいですね。
 とみに目が疲れやすくなってきているので、そういうサービスがあるとありがたいし、クルマのなかで聞いたりもできて便利ではないかと(事故に注意ではありますが)。

Posted by: mishimax | 2005.05.14 at 10:29 AM

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