もっと!ドラえもん
ドラえもんの雑誌がある。
「もっと!ドラえもん」というタイトル。ドラえもんのフィギュアがついて、1380円。子供向けというわけではなく、ルビもふっていない。ドラえもんファンがこぞって購入するらしく、10万部の発行部数。
そんな雑誌に、学生の衛星開発の話を載せていただけるということになり、先日、ご担当者と打ち合わせ。衛星の話は、1,2ページでまとめることになった。編集企画はこれから。ネタはたくさんあるので、絞り込む作業が必要。
それ以外の話が大いに盛り上がり、そのうち「ドラえもん衛星」を打ち上げたらとか、ドラえもんレシーバーを作って、衛星からの電波を受けとれないかとか、想像の翼が大きく羽ばたいて、思考は一気に大気圏を脱出してしまった。
このキャラクターの力は大きい。ユニクロで作ってもらったドラえもんTシャツは、4月に売り出して、もう売り切れだというし、テレビの視聴率も映画の観客動員数も、常に安定している。ドラえもんは魅力的でかわいいし、登場人物も、悪人というものがいない。善意を基にして成り立つ社会が、そこにはある。意地悪や怠け癖があっても、悪意はない。
2112年生まれのドラえもん。ロボットを友達としてみる日本人ならではの発想。ここには、アシモフのロボット三原則とは全く軸を異にする世界観がある。
ドラえもんは、22世紀のお店で、いろんなものを買ってくる。ちょうど、秋葉原でいろんなものを買ってきて衛星を作るのに良く似ている。
秋葉原の部品は、すべて誰かが考えて作ったものだ。とすると、そのポケットから、人工衛星キットが出てくるようになるとすれば、誰かがそのキットをそれまでに作っていたということだ。
「この"クラシック人工衛星キット”は、100年以上昔に、日本の大学生たちが作ったんだよ」
いつか、ドラえもんがそういってくれる日がくるといい。
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