脅威のケチャップ
梅雨と暑さがこたえたのか、風邪でダウン。熱があって頭が重い。
「風邪の効用」という本を読んで、「風邪は自然の健康法」と思えるようになってから、この状態も心地よく、「おお、体が整っている」と思えてくるのが不思議。
最近、発想の転換を進めてくれるようなことによく出会う。凝り固まった思考パターン、つまりは「バカの壁」が自分の中にもたくさんあるに違いなく、それが少しずつゆるんでくるのはなんとも快感だ。
ケチャップでやかんをこするときれいになると聞いて、「まさか」と思いながら、やってみた。驚くべきことに、ほんの少しのケチャップできれいになった。強力洗剤で起こりがちな手あれとも無縁だ。ドイツのおばあちゃんの知恵だとか。
きれいになったやかんを見ながら考えた。同じようなことが、世の中にはどれくらいあるのだろう。
すごくたいへんだと思っていることが、ほんの少しのトリガーで、簡単にできてしまう。しかも、そのトリガーは、ごく普通のもので、知っている人は知っている。
心を開き、アンテナを全開にすることで、いかに多くのことが可能になっていくのか。それを一人ひとりがすることで、いかに大きな力になっていくのか。
「バカの壁」は、くずれはじめると早いような気もする。本当に必要なもの、いいものだけが残っていけばいい。
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