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神楽システム

世の中には、すごい人がいるものだ。最近、そういう方に出会うことが多くなった。

MITエンタープライズフォーラムの例会に久しぶりに参加。ここはおしゃれなところで、おもてなしが行き届いていて、居心地がいい。最初の1時間はネットワーキングの時間となっていて、ワインやチーズが用意されている。おいしいチーズをつまみながら、旧知の方とお話したり、初めての方と名刺交換したり。

ご講演が二本。最初の講演は、講演というよりはパフォーマンス。

少しくすんだオレンジ色のシャツに黒い上着をさらりと着こなし、おしゃれな銀色のメガネをかけた青年が登場。中村俊介さん。1975年生まれ。九州工業大学の講師だそうだが、学生を教えるという仕事はなしで、彼の研究成果を実業に結びつけることが大学でのミッションだそうだ。

その研究。楽しいことこのうえない。説明するのももどかしいとばかりに、彼はパソコンにつけたカメラの前で踊りだす。そうすると、アラ不思議、音楽ができるのである。パソコン上のどの位置で動けばどの音が出るかをあらかじめ設定しておけば、そういうことは可能らしい。不協和音が出ないように、音楽理論もきちんといれてあって、沖縄風とか日本音楽風など、自由自在に作りこめる。

音と画像をいろいろに工夫して、幼稚園児に見せて反応を調べたり(幼稚園児たちは、なぜか部屋中を走り回っていた)、愛知万博で公開したり、ヒップホップのダンサーに踊ってもらったり(プロなので、踊りできっちりと音を決める)した成果を見せてくれた。

彼のこのすばらしい研究は、大学院に落ちたために生まれたらしい。名古屋大で建築を学んでいたが、大学院入試に失敗。そこで、建築は向かない、グラフィックデザインに転向しようと、芸術系の大学に移ったのが発端。建築の道に進まれても、きっとすばらしいものをおつくりになったのだと思うが、人生はなるべくしてなるようにも思える。

すごいことをしているのに、気負いのようなものは感じられない。自然体で話し、自然体で動いているように見える。

「神楽システム」

このシステムの名前だ。名前もいい。「しくみデザイン」という社名もいい。

こういう方々から頂く刺激とエネルギーは、プラスに働く。ネガティブ思考が出てくる隙間がないのだ。目のさめるようなパフォーマンスのおかげで、夏バテから少し復活。

すばらしいパフォーマンスに感謝をこめて。

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Comments

中村様

コメント、ありがとうございます。
本当に、何か素敵なことができるといいですね。自己満足じゃなくて、水面に輪が広がっていくように、素敵なことが広がっていくような何かができると嬉しいですね。

これからもますます素敵な作品を世に送り出してくださいね。

Posted by: Rei Kawashima | 2005.08.07 at 11:52 PM

こんなにもお褒め頂いてありがとうございます。なんだか照れくさいですね。

何かご一緒できるといいですね!

Posted by: shunsuke | 2005.08.06 at 10:00 PM

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