末広がりの日
8月8日は、末広がりの日。8は縁起のいい数で、それが二つもあるのだから、めでたいことこの上ない。・・・と勝手に考えている。
2年前のこの日、三鷹にある天文台にうかがった。
すっかり忘れていたのだが、写真を整理していたら、撮影日が2003年8月8日の写真があった。
ジャスミンチームの皆さんのほかに、台長さんにもお目にかかったような記憶がうっすらとあり、写真にはくっきりと写っている。この当時は夢のような話だと思ったが、今は、夢から現実に少し歩みはじめている。
2年しかたっていないようにも思うが、2年もたったようにも思う。
この2年の間の変化は大きかったが、これからの2年はもっと大きな変化があるような予感がする。よき方向に向かっていくことを祈りたい。
明日から、能代へ行く。
「能代宇宙イベント」なるものが、行われる予定で、UNISEC加盟団体もたくさん参加する。カムバックコンペはもちろんのこと、本邦初のローバーコンペも行われる。大学生のハイブリッドロケット打ち上げもあれば、子供たちのモデルロケット打ち上げもあるらしい。
「キューブサットカムバックコンペ」というのは、いままでやったことはなく、どうやって宇宙からカムバックさせるのかよくわからないが、最近出た小説「2005年のロケットボーイズ」では、工業高校の落ちこぼれが作ったキューブサットが、「キューブサットカムバックコンペ」で優勝するらしい。(読んでいないのであやふやです)
日本の学生たちが初めて挑戦し、ネバダの砂漠でカンサットが空を舞ってから、ほんの6年。小説のネタにまで使われるほどに知名度があがってきたのは喜ばしい。裾野を広げるとともに、頂点を高める努力を惜しんではなるまい。
8月8日は末広がりの日。
よきことが、どんどん自然に広がっていくといい。打算や欲得と無関係なところで、無理のないスピードで広がった先にあるすばらしい世界を想像するのは、たまらなく楽しい。
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