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手作り宇宙船

久しぶりに赤平の植松さんからメールを頂いた。オクラホマに行っておられたのだという。カムイロケットの契約がらみのことで、ロケットプレーン社を訪問されたそうだ。

難しいことはさておき、植松さんの感想。

「宇宙船って手作り出来るんだなあ・・・」

以下、植松さんのメールから引用。

ほとんどのパーツを手作りで作ってました。しかも、かなり能率的に。ロッキードやボーイングの技術者達が集まってきているのですが、彼らは、「興味深くて興奮できる」という理由で、このプロジェクトに参加しています。まちがっても「給与」や「老後の安定」のためではないですね。それぞれのエンジニアが、とても濃い趣味を持っていますし、プロジェクトマネージャーが自分自身で旋盤などの工作機械もオペレート出来るのも素晴らしいです。

アメリカで、「きわめて植松電機的」な開発の現場を目の当たりにした植松さんは、さらなる未来のビジョンを見つけてこられたようだ。

いままで、子ども達のために、「大人に夢を信じさせる」努力をしてきました。大人が夢を信じないと、その子ども達が夢を信じるわけがありません。また、夢を諦めた人達は、その判断が正当だったと自分自身に信じ込ませたいがために、他者の努力を否定します。そんな人に出会ったら、子どもの夢は簡単につぶされます。

「技術は、それ自体では意味がなく、使い方を知って初めて意味がある。宇宙開発も、それだけでは意味がない。なんのためにやるのか、を明確にしないといけない」という植松さんは、それができるような人材育成にも目を向けている。

給与のためでなく、自身の満足のために働くことが出来る社会を創り出すことが、いまの日本にとても大切なことのような気がします。

たった二日間の滞在だったというのだけれど、チャックさんとの英語での意思疎通もでき、オクラホマの農業やまちづくりや、都市計画に関しても、たくさんのことを学び、ヒントをつかんでこられたようだ。

3月には大樹町での打ち上げを控えて、開発には余念がないことだろう。


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