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森林火災と永久凍土

六本木にあるリモートセンシング技術センター(RESTEC)へ。
UNISECの広報活動をしてくださっている方が、アサザ基金を訪問した際にRESTECの主任研究員、上林徳久氏をご紹介いただいたご縁。

アサザプロジェクトは、霞ヶ浦の植生を再生する事業とのことだが、その取り組みが、市民や子供たちといっしょにしているもので、実際にすばらしい成果も出しているし、のべ11万人が参加しているというからすごい。世の中には素晴らしい人たちがいらして、素晴らしいプロジェクトを興して続けていらっしゃることを知るのは、本当にうれしく、励みになる。

RESTECには、会員になってくださいというお願いにうかがったのだけれど、もっとすばらしいお話をうかがって、やや興奮気味に帰ってきた。

シベリアやアラスカ、カナダなど北方林地帯では森林火災がよく起こっているそうだ。大陸サイズなので、その規模は数十キロ四方くらいになることもあり、半端な焼失ではない。森林火災が起こると、二酸化炭素がたくさん出る。地球温暖化に悪影響を与えるであろうことは明白である。しかしながら、北半球の高緯度地帯の場合は、それだけでなく、永久凍土がとけることで、メタンの半永久的な放出が起こる。メタンは二酸化炭素の20倍から25倍程度の温室効果を持つそうなので、どういうことが起こりそうかは見当がつく。シベリアの永久凍土は大体、北緯60度以北に分布しているらしい。

そういった研究をしておられる先生が北大の低温研にいらして、衛星のデータを利用していらっしゃるという。これを超小型衛星でできないだろうか。

地球温暖化によって、もうかなり植生もかわってきていて、「Northern Movement」がひたひたと起こり、森林の南限がじわじわと北上しているそうだ。植生といっしょに、生物やウイルスもいっしょに上がってきているので、南方特有の伝染病が日本で起こることもありえるかもしれない。

何事も、もちろんやりたいからやるのがよいけれど、継続的に力が湧き出てくるのは、広く人々のためになることだという確信があるときではないだろうか。自分たちの研究や開発が、人の役に立つのだと心から信じられるとき、思わぬ力が内側からは湧き出し、外側からは与えられる。

そんなミッションができたら、どんなにいいだろう。

そんな「妄想」を抱く。「妄想」が、実現に向けての「構想」になるかどうかの検討と見極めはきわめて重要だ。プロジェクトの場合は、たくさんの人を巻き込んでしまうからなおさらだ。

私の頭の中には、「構想」になる前の妄想が実はたくさん渦巻いており、どれが「構想」として飛び立てるか、競争をしている。頭の中の「妄想くんたち」のがんばりは、まわりからのアドバイスやサポートによって大きく変わってくる。妄想が構想に変わる瞬間は、自分の中で「これはいける」とストンと腑に落ちるときだ。

妄想が構想に変わる日が楽しみだ。

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Comments

妄想が構想になったんですね。
おめでとうございます!
(パチパチパチ)

秋田大の一年間を拝見しました。よくできていますね。能代が懐かしいです。

Posted by: Rei | 2006.04.21 at 11:19 AM

例の妄想、ok出ましたよー♪
と言うわけで構想として動き出しますので、正式依頼メールを出しますねっっ
( '-' )フフフ

Posted by: akiaki | 2006.04.21 at 05:58 AM

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