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プラド美術館展

自転車を購入。
きっかけは、マンションの自転車置き場に新ルールが導入されたこと。これまで自由においてよかったのが、何番は誰の置き場と決められることになり、届出を出さないといけなくなった。しかも、現状で使っているところを申し込むという話になっている。

自転車はいつか買おうと思っていたが、後回しになっていた。けれど、自転車がないのに自転車置き場を申し込むのも変なので、近所の自転車屋さんで、とうとう購入。ボディーは銀色。三段切り替えもついている。ごく普通の自転車だが、乗り心地もよくて、いい感じ。

もうほとんど埋まっていた自転車置き場だったが、このあたりがほしいと思っていたところに、一つだけ空きがあった。ラッキーだった。星の数ほどある中で、一つだけあれば満足できるものは、実は多い。それなのに、どうして人はたくさんほしがるのだろう。一台の自転車には、ラックは一つでいい。

というわけで、本日は自転車で美術館へ。歩いても行けるし、歩くのは大好き。しかし、自転車は自転車の楽しみがあるし、やはり速い。

本日のお目当ては「プラド美術館展」。東京都美術館にて開催中。
ピカソやダリなど多くの芸術家の感性をはぐくんだという、スペインの宝ともいうべきプラド美術館が来日中とあっては、感性をはぐくみに行かねばなるまい。

そう思う人が多かったのか、たいそうな混雑。人が多くてゆっくり鑑賞するという感じではないが、それなりに見て楽しむ。

今回のお気に入りは、ムリーリョ作の「貝殻の子供たち」とゴヤ作の「トビアスと大天使ラファエル」。どちらも宗教画。「貝殻の子供たち」は、かわいい子供が二人いると思っていたら、なんとこれは「イエスとヨハネ」だという。
「失礼いたしました」と小声でつぶやく。

肖像画に人格まで描きこんだベラスケス。王に「あなたは画家の王だ」といわれたくらいのティツィアーノ。そのティツィアーノの影響を受けたエル・グレコにルーベンスにゴヤ。いずれもすばらしい作品ばかり。そしてまた、ボデゴン(静止画)のメレンデスときたら、西瓜やプラムの質感は、写真を超えている。

でも、18世紀から19世紀にかけて、スペインは戦乱の中。かつての栄光も影響力も地に落ち、妖術や魔術に傾倒する知識人が多くなったという。そんな狂気の時代が終わったときに、フェルナンド7世が、国民に「光あふれるスペイン」「人間の誇り」を取り戻してほしいという願いをこめて作ったのが、この美術館だという。

プラド美術館は、画家だけでなく、多くの人にインパクトを与えてきたのだそうだ。
「プラドにきて、運命が変わった」といった小説家がいるという。

今日、きっと私の運命は変わったに違いない。


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Comments

asakartさま
プラド美術館展に平日に行くのは、正しい選択と思います。ぜひぜひ、楽しんでいらしてくださいね。(人生が変わるかも?)

Posted by: Rei Kawashima | 2006.06.15 at 12:02 AM

こんにちは。楽しくエントリー拝見しました。
プラド美術館展に行くかどうかを迷いながら、結局いくつか違うものを見に行ってしまったのですが、どこかで気になっていて…。Reiさんのエントリーを読んで、やっぱり行こう!(しかも平日に)と決めました。いい後押しをありがとうございます♪

Posted by: asakart | 2006.06.14 at 12:22 PM

白子さま
コメント、ありがとうございます。
プラド美術館展に行くと、人生が変わるそうですので、すでに人生が変わられたのですね。
総会のご参加、お待ちしております。新しい白子さまにお会いするのを楽しみにしております。

Posted by: Rei Kawashima | 2006.06.13 at 09:19 PM

私も5月に拝観してきました。
あれだけの作品群を日本に持ってくることにびっくり。
本国にもまだたくさんあるのでしょうね。
ここでお声掛けする機会があるとは思っていませんでした。
来月の総会でお会いできるのを楽しみしています。

Posted by: 白子悟朗 | 2006.06.13 at 08:48 PM

コイさま
コメントありがとうございます。本当ですね。善き想いがこうして後世に残っていくのは、すばらしいことですね。
スペインのホンモノのプラド美術館に行きたくなりました。

Posted by: Rei Kawashima | 2006.06.11 at 12:02 PM

小川様

お久しぶりです。コメントありがとうございます。鎌倉サイクリングツアーも素敵ですね。
今日は雨なので自転車はお休みです。
お元気でお過ごしください。

Posted by: Rei Kawashima | 2006.06.11 at 11:53 AM

世界的に有名な美術館には、その美術館に一生を託した個人や市民の思い入れがあるようですが、プラド美術館もその代表で、その込められた思い入れを展示された絵たちから想像することも楽しいですね。

Posted by: コイ(小碇暉雄) | 2006.06.11 at 09:37 AM

小川彰です。
お久しぶりです。自転車乗りになったとは嬉しい。
私も自転車乗り。仕事や散策に使っています。
いま二台の自転車を使い分けています。平地用と坂道用です。
お遊びにおでかけください。自転車で鎌倉サイクリングなんてのはいかがでしょうか。
お元気で…。

Posted by: 小川 彰 | 2006.06.11 at 07:33 AM

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