SEEDS、バイコヌールへ!
日大のキューブサット、SEEDSが、とうとうロシアの地を踏んだ。あと2週間で打ち上げだ。もうフライトピンもぬかれている。
2年以上待って、やっとあこがれの(?)ロシアに着いたSEEDSくんの気持ちはどんなだろう。卒業してしまった製作者たちは、どんな想いだろう。1年8ヶ月もの間、Calpolyのクリーンルームで鎮座していたSEEDSが、もうすぐ宇宙へ行くのだ。
先輩のキューブサット(東大、東工大)は、同じロシアでもプレセツクという別のところで打上げられたので、バイコヌールでの打ち上げは、日本の大学衛星としては初めてのこと。打ち上げロケットはDnepr-1。
SEEDSのブログも開始。英語で書いてあるのがすごい。今回は、海外のキューブサット13個といっしょに打ち上げなので、英語でないとわかってもらえないのでまあ当然だが。やはり、ここはロシアからもブログ配信があると期待したいところ。ネット環境次第だそうだが、お金をいくら積むかというところとも密接に関わってくるはず。2003年の東大・東工大の打ち上げのときは、チャットで連絡していたのを懐かしく思い出す。
SEEDSブログによると、キューブサット3個入りの分離機構が5つ。単純計算すると15個のはずだが、ひとつが二個分の大きさのため、個数としては合計14個。SEEDSはその中のひとつ。みんな元気にいけるといい。
現地入りするのは、日大の宮崎先生と4年生の山口さん。プロマネの木下さんは、日本で受信する責任者として、日大でスタンバイする。打ち上げ予定は、6月29日午前4時39分11秒。最初に日本上空を通るのは、何時だろう。何時に待機(といってもWEBの更新ボタンを押すだけだが)すればよいのか、今から気になってしかたない。
ロシア行きの旅程を聞いてびっくり。
26日:成田を出発してモスクワへ.そのままモスクワ泊
27日:モスクワを出てチャーター機でバイコヌールへ.
そのままバイコヌール泊.
28日:見学など.
29日:未明に打上げ.午後にはバイコヌールからチャーター機
でモスクワへ.そのままモスクワ泊.
30日:夜にモスクワを出発して成田へ.
1日:午前に成田着.
つまり、打上げたその日の午後に現地を発つということで、一日でも延びたらアウトというすごいスケジュールなのである。山口さんは大学院入試を控えていて、宮崎先生も入試のときには大学にいなければならないので、これ以外の日程は組めなかったそうだ。
チャーター便のお値段が気になったので、うかがってみた。
モスクワとバイコヌールの往復で1人$500ですね.その他,バイコヌールのホテルが1部屋$80~100ですとか,オプションで,モスクワとバイコヌールでのホテルと空港の間の車代がトータルで$80とかいった感じですね.うちは,学生君がこのオプションも頼んだみたいです.あと,live の webcastも頼んでいるんですが,値段がまだ出てきてない,ってところです. その他,バスを借りたいなら1台1時間につき$70とか,まあ,どうでもいいようなオプションも可能な“ツアー”って感じですね.なんか,不思議な感じです..
宮崎先生は、「家康が行く」という想いをこめてつけられたという名前の持ち主。
ここまで我慢してがんばってきたのだから、なんとか予定通り打ちあがって、そしてSEEDSくんが宇宙で元気に産声をあげられるように、祈ろう。
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