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怒涛の1週間

UNISEC総会やら国際GSN(地上局ネットワーク)ワークショップやらが立て続けにあった怒涛の1週間。

自らがこの日程で企画したものばかりなので文句は言えないけれど、さすがにちょっときつかった。多くの方の献身的なご協力とご助力によって、なんとか無事に終わったようで、ヨカッタヨカッタ。

16日は日曜日だったけれど、スタッフが集まって準備三昧。皆さん、よく気がついてクルクルと働く方ばかりで、気持ちがいい。軽口をたたきながら、総会とワークショップの準備をいちどきに行う。名札やら受け付けリストやら配布物やら、用意するものがたくさん。

東北大の坂本氏は、1時に到着するなり、配布資料やProceedings等の製作作業。彼はGSNワークショップのプログラム委員長。この4月に九大から東北大に移ったばかり。仕事が丁寧で正確。それから大量のコピー作業。その合間に、海外参加者のお迎え。学生さんたちに手分けしてお願いしていたところ、全員が上野駅から東大まで荷物を抱えて徒歩で来られた。

この日は、全国から集まったUNISEC加盟団体の学生代表が集まっての会議も行われ、OBの打ち合わせ兼飲み会も行われ、いずれもおおいに盛り上がっていたらしい。

17日は、午前中にUNISEC初のOB企画イベント、午後に総会。午前中の裏番組で理事会。どれもこれも大切なものだけれど、体は一つしかない。うーむと思っていたら、akiakiさんの姿を会場で発見。ビデオ撮影に加え、臨場感にあふれるレポートをアップしていただいて、感謝。ご本人は悲鳴をあげておられたようであるが、余力で総会のレポートまでアップしてくださっているくらいだから、大丈夫だったに違いない。

総会の後の活動報告会は、学生理事たちの大活躍で、ラクチンをさせていただいた。申し込みをはるかに超える参加者の数で、懇親会は立つ場所もないくらいの大盛況。こんなにたくさんの大学・高専が参加するようになるなんて、設立当初は考えてもいなかった。当時、中野富士夫さんに、「たったこれだけ?工学部のある大学はすべて参加するくらいじゃないと」と言われた記憶があるのだが、少しずつその方向に動いているようにも見える。

18日は、午前中は衛星打ち上げ説明会。
衛星打ち上げ説明会では、総務省・JAXAからご担当者が多数いらしてくださった。総務省からは、衛星打ち上げで一番の法律的難関である周波数について、JAXAからは、H2Aによる小型衛星打ち上げ機会の提供についての詳細な説明。さらに、学生団体SDFが昨年まとめた衛星打ち上げにかかる法的リスクについての発表もしていただいた。

この日程になったのは、17日の総会に来られるUNISEC関係者が出席しやすいようにとのささやかな配慮。遠方から飛行機代を払ってくるのは、やはり負担が大きい。ついでに参加していただけるように、こうなった。しかし、これだけのために北海道から駆けつけたという方もいらっしゃった。午前中だったので、前夜からいらしたとのこと。いらっしゃった甲斐はあっただろうか。

18日の午前中には、裏番組が二つあって、一つは日本語でのチュートリアル。実際にコーディング作業を行った。時間がかかる作業なので、午前中では終了しなかったのだが、この日の夜、懇親会の後で全員が戻って作業の続きを行っていたというから驚きである。最近の若者の根性と責任感には驚かされることが多い。

もう一つの裏番組は海外ワークショップ参加者のテクニカルツアー。N研究室の地上局設備にご案内。四年生のIさんがお迎えに来られて、参加者をご案内し、向こうでは大先輩のFさんが待機して、地上局の説明。ESAで学生プロジェクトを率いている方が、「とてもいいツアーだった」と言ってくださった。やはりホンモノは強い。本当に衛星が飛んでいて、運用ができているのだから、それだけで大きな説得力がある。

18日午後からは、いよいよ発表セッション。この日は、香川大と九大の学生さんが、ビデオ録画を手伝ってくださった。感謝。夜は学食で懇親会。

19日午前中の発表セッションの間に、Proceedings製作作業を行う。後で送るのは大変だしコストもかかる。当日渡してしまうのが一番ということで、参加者から発表パワーポイントをご提出いただき、変更不可のPDFにして、地上局用のソフトとともにCD-ROMに焼いていく。強力なチームワークで、19日午後には、全員分ができあがった。

19日午後は、実習と議論。
議論はあとでじっくりとビデオを見返そうと思うような白熱した議論となった。ESAも地上局ネットワーク構想を出しているので、そことどう協調していくか、発展途上国をどう巻き込むのかなど多くの論点がある。

実習は、機器を会場に持ち込んで行った。ソフトウェアを実装して実際に運用してみる。
東工大の最初の衛星CUTE-Iの音が聞こえた。モールス信号で、CUTE、CUTEといっているそうで、わかる人にはちゃんとそう聞こえるのだそうだ。

20日はキューブサットミーティング。これはオプショナルで企画。裏番組で、いろいろミーティング。ちょっとしたことが大きく歴史を変えるのだろうなあと思ったりする。

怒涛の1週間はこうして過ぎていった。後はお金の締めと残務処理。まずは事故もなく無事に終了したことに感謝しよう。

終わりよければすべてよし、という。
これはいったい終わりなんだろうか、それとも始まりなんだろうか。
もし始まりなのだとすれば、これから起こることはいったいどんなだろう。

怒涛の1週間が創り出す未来はどんなだろう。見えないところで、たぶんもう変化が起こっている。よき変化であることを祈ろう。

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