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HITSAT、9月に打ち上げ

Hit_antenna
日曜日(6日)の午後、北海道工業大学(佐鳥研究室)へ。
HITSATという名前のキューブサットが、9月23日の打ち上げを目指して、最終製作中。

2003年にここでワークショップをしたときに訪れたことがある。そのときは冬だったから白いイメージが残っている。今は緑豊か。いまや北海道で乗降客数は第二位を誇るという手稲駅におりる。

北海道がこんなに暑いなんて、信じられないくらい暑い。大学は寒冷地仕様だから、冷房はない。佐鳥先生の部屋でお話をうかがう。扇風機の風がゆったりしていていい感じ。


Hit_clean
いろいろと興味深いお話をうかがった後で、研究室を見学させていただく。
道工大の学生さんばかりか、北大の先生や学生さんもいらしている。日曜日というのに、皆さん熱心だ。
冷房のないクリーンルームで、手袋に長靴に帽子にマスクを着こんでの作業。これはかなり暑いに違いない。今まで見せていただいたクリーンルーム衣装(?)の中で、ここが一番厳しく管理されているように見える。
しかし、皆さん、嬉々として作業をしている。
この類の人たちは、世の中にはけっこうたくさんいるようである。

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これがフライトモデル。二機同時に作っている。
これから宇宙へ行くという緊迫感のようなものはあまり感じられないが、着々とできている模様。
こんな光景を北海道で見ることができるのは、道産子の私には嬉しい限り。こういう感情は理屈抜きのもの。住んでいるところ、住んでいたところ、旅行で気に入ったところ、友人や家族が住んでいるところには何か理屈抜きの愛着のようなものがある。また、行ったことがなくてもなぜか心引かれる場所もある。

これからは甲子園のごとくに、都道府県ごとに衛星を作って競い合うくらいになるといい。それぞれが、それぞれのベストを尽くす中で、技術も精神も高まっていくといい。


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実は、研究室も見学させていただいたのだが、厳重管理のクリーンルームと比べて、あまりに散らかっていたので、写真には撮ったものの、研究室の皆さんの名誉と将来を考えると、とてもブログには掲載できない。「20人が使っているのでこうなる」のだそうで、それはわからなくもないのだが、今頃は少しは片付いているだろうか。

地上局の部屋につれていっていただいたときは、とてもきれいにしてあったので、ほっとした。HITSAT専用の地上局設備がそろえられ、打ち上げを待っている。

Hokudai_namiki
午前中に行った北大のポプラ並木。台風で片側のポプラが倒壊し、もう、「並木」ではなくなってしまった。さびしい限りであったけれど、台風で倒れた木のあとに、若い木が植えられている。
古いものが倒れても、一度イメージができると、またそれは復元されるらしい。この木はいつか堂々たる大木になって、新しいポプラ並木となるのだろうか。

HITSATを打上げてもらうMVロケットは、残念ながら、これが最後なのだそうだ。
自由度の大きいロケットで、衛星側にとってはとてもありがたい存在らしい。そのイメージをしっかり持っておこう。そうすれば、MVがなくなっても、そういうものがきっとできていくだろう。


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