根津くらぶで食事
8月の最後の土曜日に、お料理を習っている根津くらぶで食事。
お客さんとしていくのは初めてのことで、ちょっと緊張。
予約の電話などいれて、おでかけの服をきて、いそいそと出かける。今日はエプロンなし。
ちょうど先生は、タイに出張中とのこと。もうじき、タイでも根津くらぶの料理が味わえるようになるらしい。それも楽しみ。<注:タイのお話はペンディングになったとのこと(9月11日)>
一度お客さんとして行ってみたいと思っていたのだが、なかなか機会がなかった。
たまたま母が遊びに来ていたので、いっしょに行く。
ディープな根津の路地をはいったところに、ひっそりと根津くらぶはある。
玄関は引き戸。黒い格子戸。シックな暖簾がさらっとかけてある。
中に入ると、そこから、お店の中にまた路地がある。そして入ると、なんとも居心地のよい空間ができている。
たいそう入りにくく見えるお店に、勝手知ったる顔をして入っていって、見知った顔が笑顔で迎えてくれるのは、なんという快感だろう。
同じ空間ながら、お料理教室のときとは雰囲気が違う。ああやっぱりここはお料理やさんなのだと改めて思う。
メニューはお任せコースのみ。
スープから前菜からデザートまで、ひとつひとつ「選ぶ」ことを強いられる西洋料理と比べて、なんと楽なのだろう。もちろん、おまかせしますとも。絶対においしいものが出てくるという確信があるので、安心して料理を待つ。
ちょっとだけ、冷酒も頼んでみる。父がC型肝炎なので、アルコールは実家ではご法度。こんなふうにお酒を飲むことはまずない。
まずは、あなごのにこごり。それに、茶豆と里芋の衣かつぎにピクルス風の野菜。枝豆はちゃんと両端を切っている。お料理教室で習ったとおりで、嬉しくなる。
おつくりはこち。ぷりぷりというか、コリコリというか、おいしい。
その後、何かぬけているような気がするが、以下のようなメニューが続く。
なすと魚の揚げ物
夏野菜の煮物(冷やしたもの) トマト、レンコン、冬瓜、ズッキーニ。
黒豚の照り焼きマスタード添え
貝ごはんとお味噌汁(中身はこち)
おつけもの(なす、かぶ、きゅうり、きゅうりの古漬け)
白玉あずき
(おまけに美しい透明なようかん風のもの)
お食事を楽しむことに全身全霊をかけていた(?)ため、写真を撮るのを失念。
サービスで出してくださった「骨せんべい」。魚を三枚におろしたあとの骨の部分を塩水につけて干した後に、焼いたもの。カリカリで本当においしい。
骨粗しょう症と診断されたという母が、喜んで食べていた。人間はやっぱり単純なのがいい。この作り方は、教えていただいたのだが、作ったことはない。やれるのにやっていないことの、なんと多いことだろう。
いつもお料理教室で教えてくださっている助手の先生に、母はご挨拶。
「まあ、本当に何も知らない娘で、お世話をかけております」
助手の先生たちはお若いのだが、確かに私よりはるかに料理や食事の常識をご存知だ。もちろん、かつらむきもスイスイだ。知らないことがたくさんあるのは本人は楽しいのだが、親としては冷や汗ものらしい。
ゆっくりお食事をして、デザートを頂いて、大満足で帰宅。
先生はいらっしゃらなかったので、以前に撮った先生の写真を載せておこう。
おいしいお食事と楽しいおしゃべり。
夢のような夜だった。
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