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未来に近い人たち

札幌の「こども未来博」へ。

涼しい北海道を満喫・・のはずだったが、何かが違う。いつもなら、ついたとたんに「ああ、空気が違う」と思って深呼吸したくなる札幌と少し違う。

北海道とは思えない暑さ。乗ったタクシーは冷房なし。窓からの風は熱風。ここはいったいどこだろうとクラクラしながら会場に到着。

講師控え室に通していただく。
ここも冷房はない。
私はこの日、ノースリーブの薄いワンピースを着ていた。この服でよかったと思ったころに、暑そうな一団が到着。

的川先生と山崎直子宇宙飛行士の宇宙対談が予定されていて、JAXAご一行様が到着。的川先生は、91キロに減量されたという巨体をゆすり、汗をふきふき、いつもの笑顔。いっしょにお弁当をいただきながら、楽しく談笑。

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会場をぶらぶらみてまわる。
北海道衛星もブースを出していた。9月に打ち上げ予定のHITSATのEMやカンサットも並べられている。当然のことながら、子供がいっぱい。楽しい展示や催しがあって、ワクワクする。ああ、子供だったら、これに乗ってみたいのになあと思いながら、楽しく見て回る。お店もたくさん出ていて、アイスクリームやジンギスカンもある。


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「未来」がテーマの場所に、昔のシーンが繰り広げられる不思議な展示館があった。
昭和のこどもが人形になって復活している。
昭和といっても、かなり初期の昭和のこどもに見えるが、いい感じ。
「昭和の子供から平成の子供へ」
ああ、そういうことかと思いつつ、このセンスに感心。
人形の表情もいい。


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2時からと4時から、2回、お話をさせていただくことになっている。
1時半すぎに会場へ。
確かに涼しい。氷柱をおいて、そこに風をあてる仕組み。エコを意識しているのかもしれないが、目にも涼しく、嬉しくなった。涼しい部屋で、プロジェクターとマイクを使えるようにするのに、ちょっと汗だく。
先に来てチェックすればよかったと反省。
しかし、スタッフの皆さんが奮闘してくださって本番には間に合った。

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こどもは、未来に近い人たち。
彼らといるとどうして元気がもらえるのかといえば、たぶん未来との接点だから。
元気な笑顔にたくさん出会った。
質問が楽しい。

「衛星は宇宙でとけてしまわないの?」
熱でとけてしまうと心配したらしいが、大丈夫、とけませんよと太鼓判。

「土星はどれくらい遠いの?」と聞かれ絶句。
キューブサットは低軌道までしかいっていないので、突然遠い惑星の話になると、無知が暴露されてしまう。あわてず騒がず、「後で調べてね」などと言える自分がいることに気づいて、ちょっと安心。

未来に近い人たちへ、老婆心とは思いつつ、最後によけいなことを言ってみた。なぜか、「未来に近いひとたち」の付き添いの大人たちがうなずいていた。大人も未来との接点を持っているのだから、当然かもしれない。せっかくなので、ここにも書いておこう。

● うまくいかないことがあったら、こだわっていることから一度離れてみよう。
 
 「宇宙」にこだわっていたら、空き缶衛星からは何も生まれてこなかった。こだわりを捨てて、今自分にできることをやっていけば、そこに つながっていく。

トィッグス教授の見事な「発想の転換」がなければ、宇宙へ行くロケットが見つからない時点でプロジェクト自体が消えていたかもしれない。

● 「壁」にぶちあたったときには、あきらめるのでなく、これは神様があなたにくださったものと考えよう。

まずは、乗り越える方法を考えよう。それができないなら、利用法を考えよう。

  はしごをかける
  ぶち破る
  迂回する
  壁に絵を描いてみる

最近、絵を描くくらいしかできないのかなあと思う壁がたくさんあって、ちょっとお疲れ気味だったのであるが、未来に近い人たちにたくさんエネルギーを頂いた。ほかの方法も考えられるかもしれない。

未来はよくなる、と思うことで、よい未来が生まれてくる、と思う。

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