メディアの力
東京新聞に、大学の衛星開発の記事が掲載された。
たくさん取材をしてくださったようで、大学の名前もたくさん出ている。日大メンバーの写真が出ている。知った顔がいるのが楽しい。彼らのコメントがかっこいいが、実物もなかなかである。かつて、工学部の学生というのは見かけにはあまりかまわないというのが標準だったのに、最近の学生さんはみなこぎれい。
木下延昭さんは「失敗から立ち直るという経験は貴重」と前向き。宮崎康行助教授は「宇宙へ行くのは大変なことだとあらためて感じた。学生は毎年入れ替わる。続けていくことが大事」と意欲を見せている。
UNISECの贅沢な悩みは、がんばっている大学が多いので、お話しても、全部書いてもらいきれないことが多いこと。名前が出ていない大学について、書いた記者さんにうかがうと、スペースの問題で他意はないとのこと。
JAXAの打ち上げ機会公募には、21件も応募があったそうだ。2008年には何基載せてもらえるのだろう。もれてしまった場合に備えて、代替案も考え始めておかないといけないだろうか。宇宙開発は、うんと心配性でちょうどいいくらいだから、たくさん心配しておこう。
それにしても、メディアの力は大きいと思う。
何が大きいといって、大学生の場合は、親兄弟や親戚縁者・友人が、突然理解を示してくれるようになるのである。これまで、宇宙開発はとても遠いものだったから、自分の息子や娘や隣の研究室の人がやっているといっても、にわかには信じられないのが普通だろう。新聞やテレビを通してその情報を受け取ると、これがにわかに本当だと思えるらしい。
メディアの方々に取り上げていただけるような開発があちこちでできていくといい。
等身大で報道されて、皆さんが「やるじゃない」といってくださるようなことができていくといい。
ほんの少しだけ背伸びして、地に足をつけてやっていこう。
ジャンプするのは、本当に宇宙に飛び上がるときだけでいい。
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