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雪のち晴れ

週末は仙台へ。
UNISECのワークショップ。

「牛タン食うぞー」と言って乗り込んだ方もいらっしゃると漏れ聞いてはいるものの、それは番外編。

本編については、秋田大学の秋山先生がすでに実況放送ブログをアップされている。パソコンを開いてずっとパシャパシャやっておられたのは、これだったらしい。すばらしいレポートに感謝。

新幹線から見える景色はどんどんと寒そうになり、いつのまにか雪景色になった。仙台駅を降り立つと、雪が真横に降っている。傘は役にたたない。

東北大は山の上だから、たぶんもっと寒いはずと覚悟を決めて、大学に向かう。

10時には、全国各地から集まった学生代表の会議が開かれ、11時半からは教員ミーティング。20名を超える教員の皆さんが続々と集まってくださった。お昼を食べつつ、盛りだくさんの議題をこなす。来年は、船橋の日本大学で開催することになった。来年は、SEEDS2号機をインドから打ち上げというし、日大のブログは相変わらずおもしろいし、ちょうどいいタイミングかもしれない。

そして、いよいよワークショップ。

私は雪国の生まれだから、雪には慣れているが、仙台は雪国とそうでないところとの境目。雪国ではありえない建物の配置(トイレに行くのに外に出ないといけない)に驚きつつ、寒さ(エアコンが不調だったらしい)に震えつつ、学生さんの発表を聞く。

あまりに寒かったものだから、二日目はホカロンが全員分用意された。ホストの東北大の皆さんの暖かな心遣いに感謝。暖かな飲み物がいつも飲めるようにという配慮も嬉しい。

懇親会は、前日にオープンしたばかりという学内の施設。なかなかおしゃれ。しかし、15分で食べ物が「蒸発」してしまうのには、慣れていても、やはり驚く。しかし、すべては次のよきことのために起こるのである。

その後、「牛タン食うぞー」の某先生や筑波大の未成年女子学生たちと仙台のおいしい牛タン屋さんへ。懇親会であまり食べられなかったからこそ、ここの分厚い牛タンをたっぷりおいしく頂けるわけだ。麦飯にとろろにテールスープ。至福。

二日目は晴天。気持ちのよい青空が広がった。仙台は二回目だけれど、前も雪だった。ここは雪が降っていないときは、こんなに美しい景色だったのだと改めて認識。

今回は裏番組も充実。これだけのメンバーが一堂に会することはめったにないので、ここぞとばかりに、周波数やら地上局やら、必要に迫られている人たちはミーティングを開く。会って話すと理解度が違う。今回は総務省から周波数担当の方がいらしてくださっていたので、手続き関係のこともバッチリ。

OB組織(UNISASという名前)もできて、学生とOBとの交流もはじまりそう。今回は、OBが三人きてくださった。一人は某J○X○の方。捻挫をされたとのことで、松葉杖をついての登場。ご苦労さまです。一人はたいそう美しくなって、まばゆいばかりの女性エンジニア。もう一人は、学生時代とほとんど変わっていないように見えるが、実は中央省庁で活躍中のバリバリのキャリア。

大学を超えて、学年を超えて、業種を超えて、つながりができていくといい。宇宙開発は本当に厳しい世界だけれど、支えあう仲間がいることで、どれほど救われることか。

学生討論に導入したFuture Search。
15人のモデレーターさんは、それぞれに個性的にチームをひっぱってくれたので、同じテーマで討論して、まったく違う15の提案が出てきた。
皆さんのクリエイティビティに乾杯!
このうち1つでも具体的なアクションにつながっていけば嬉しい。

ワークショップは、雪のち晴れだった。
雪の後だから晴れが嬉しいのだ。
ずっと晴れている砂漠にいたら、晴天はちっとも嬉しくないだろう。

雪もよし、雨もよし、曇りもよし、晴れもよし。
大切なのは、そのときしかできないことをしっかりとすること。
そのときに起こったことを恵みと思って受け取ること。

そんなことを考えながら、笹かまぼこを買って東京へ戻ってきた。いっしょにいった方々が、ずんだ餅や「萩の月」を買ってこられたので、翌日は、「仙台物産展」のごとくであった。再び至福。


個人的な番外編。

大学時代の友人が仙台の公民館で青少年教育関係の仕事をしていて、なんとUNISECワークショップに参加してくださった。子供向けの宇宙関係の講座のようなものができないかと構想中だそうで、さっそく東北大学の熱い学生さんをご紹介。

素敵なことがあちこちで起こっていくといい。


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