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ケニアその5(気球!)

1月22日。
本日、気球ツアーの日。

Baloon2
朝早くに目がさめた。朝5時にモーニングコールだが、そのころにはパッチリ目はさえていた。電話はないので、人が来てノックする。日本の人件費ではありえないサービス。

本日の早起きは、気球ツアーのため。オプショナルツアーで385ドルというお値段には、少しひるんだが、しかしこういう機会はまたとないだろうと考えて、参加。13人中5人だから、過半数が参加しなかったことになる。

5時半にお迎えの車が来る前に、コーヒーサービスがあって、モーニングコーヒーとクッキーをいただく。

ゆうべ雨が降ったのか、道はぬかるみ。そこを車はビュンビュン走る。
気球ツアーはとてもよくオーガナイズされていて、クレジットカードも使える。手数料をとられるそうだけれど、ドルの手持ちもそれほどなかったので、まずはカードが使えたことに感謝。

またまたおいしいケニアコーヒーのサービスを受けて、いざ気球乗り場へ。ヨーロッパ人らしき一行といっしょになる。

イギリスから来たという男性に、「気球に乗るの、初めて?」と聞かれ、そうだというと、
「ボクもなんだよ。どきどきするねえ」。

初めての体験をするとき、どうしてみんな子供のように目がキラキラしたいい顔になるのだろう。こういう顔は見ていて気持ちがいい。

大きな熱気球。バーナーで熱している最中だった。パイロットは白人。手伝っているのは現地の方々。心なしか、「目がキラキラ」していない。毎日の作業だから、飽き飽きしているのだろうか。笑いかけても笑いが返ってこない。朝早いから疲れているのだろうか。
Baloon1


そんなことを考えている間に気球に乗り込み、「着地体制」の練習をしたかと思うと、もう気球は離陸していた。

どんどん高度をあげていく。あがればあがるほど視界が広がる。

高いところから見る景色は違う。
ああ、やっぱり視点は高く持たなければいけない。
地上では決して見えなかったこと、わからなかったことが、空から見るとよくわかる。

動物たちがどんなふうに群れをなしているか、サバンナの中でどんなふうに木が生えているか、そして何よりも、ここがどれほど広いのか。

Baloon4
ナイバシャの湖でも「夢のようなとき」を過ごしたが、この気球も「夢のよう」だった。

パイロットの腕がよいのか、音もなく静かに気球は地面に戻り、私の視点ももとどおりになった。

ありがたいことに、この夢には続きがあった。

シャンパン!

そういえば、このツアーはモーニングシャンパンつきと聞いていた。

Baloon3
草原の真ん中にあっというまに、テーブルがしつらえられ、テーブルクロスがかけられ、夢のような朝食の始まり。ちゃんとコックさんが来ていて、その場でオムレツを焼いてくれる。

こんな草原で、こんなリッチなことをしようと考えるあたり、植民地時代の名残かとも思いつつ、心地よいことこのうえないので、楽しむほうに回る。

Baloon_cook
お食事もおいしく、シャンパンもおいしく、見晴らしもよく、気持ちもよく、なんという幸せな時間だろうと思いながら、大切に過ごす。

調理用品一式を運んできたトラックの荷台に乗って戻る帰り道の風の爽快なこと。
空は青く晴れ渡り、草原はどこまでも広がり、トラックの揺れまでもが楽しいことに思える。

みんな笑顔。
「来てよかったねー」
「大満足!」

本当に夢のような、最高の時間。
それが「お金で買える」ことを不思議に思わなくなっている自分の鈍感さに、とりあえずは感謝しよう。


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Comments

気球は貴重な体験でしたね。
空からいるとまた別の世界が見えてきますね。

Posted by: Hiroshi Akatsuka | 2007.02.15 at 06:55 AM

あだなおさま

ベトナム料理はおいしいですよねー。麺もおいしいし、あの独特のスープは、もうやみつきになります。
ケニアはヨーロピアンテイストで悪くなかったですが、やはり長くいるなら(食べるなら)、アジアンテイストがいいですね。お土産話を楽しみにしております。

Posted by: Rei | 2007.02.11 at 11:53 PM

レイさん

ホーチミンは想像以上に都会でしたが、ハノイは想像以上に貧しかった...

ケニアでは、ゴルフ場のすぐ横にスラムがありましたが、ハノイでは、貧しそうな民家に挟まれて、今風のオシャレなレストランがありました。

ま、僕はベトナムでも図太く、おいしいものを楽しんできましたが...

Posted by: あだなお。 | 2007.02.11 at 12:22 AM

あだなおさま

コメントありがとうございます。
ケニアではたいへんお世話になりました。ベトナムはいかがですか?

皆さんがおなかをこわしたのに、同じものを食べてもこわさずにいられる人たちがいるのは、不思議ですね。図太さは大切なことかもしれません。

Posted by: Rei | 2007.02.10 at 09:45 PM

レイさん

ケニア、楽しかったですね。

僕は今回はバルーン・サファリには参加しませんでしたが、このエントリーを読んで、どんなだったかわかりました。

楽しい経験で良かったですね。その一方、ところどころにレイさんの複雑な心境も垣間見られて...

すべてが丸く収まるというのはなかなか難しいことなのでしょう。しかし、いやだからこそ、与えられた僥倖に感謝し、それを存分に楽しみ、そして為すべきことをする。そうしていくしかなさそうですね。

僕もまずは自分のずぶとさに感謝することにします(笑)

Posted by: あだなお。 | 2007.02.10 at 01:39 AM

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