ケニアその1
1月19日の夜、羽田から関空へ飛び、そこからドバイを経由して、ナイロビへ飛ぶ。
今回の旅の主メンバーは、GRI日本フォーラムという「持続可能な循環型社会の構築を目指す」NGOに関わっておられる方々。私は知人がお誘いくださったというだけのご縁だが、昨年もごいっしょしたので、懐かしい友人との再会という感じがする。一年たって、違和感なく会える人たちがいることの幸せに感謝。
ドバイの空港は巨大。飛行機が着いてから、延々とバスにゆられてやっと乗り換えゲートに着く。こんなに何もないところに作られた空港は、いまも工事が続いている
ドバイの空港の待ち時間。お茶を飲みながらのおしゃべり。
エミレーツ航空には初めて乗ったけれど、なかなかの乗り心地。映画も音楽も多種多様、選び放題。食事も悪くない。プラスチックではないフォークとナイフが出てくるのがいい。
今回は、私がアフリカへ行くというので、学生さんが、Mike ResnickのSF「キリンヤガ」を貸してくださった。キクユ族のユートピアを作り守ろうとした男の話で、かなりおもしろかった。おかげで飛行機も退屈せず、ケニアの歴史も少し理解できて、旅の準備は整った。本を貸してくださってありがとうと小さくつぶやく。
羽田を発ってから24時間後にナイロビ到着。
陽射しは強くて暑いけれど、日陰は涼しい。だから夕方、日がかげると涼しくなるのだという。
ナイロビの街はどこかアンバランス。ロバがいる後ろに高層ビルが建っている。
ナイロビからまっすぐ、本日の宿泊地であるナイバシャへ向かう。
道が悪いと聞いて覚悟していたせいか、それほどでもなかった。(後日、道が悪いというのはどういう意味なのかを悟ることになるのだが)
ナイバシャの湖のほとりにあるホテル。コテージになっていて、とてもロマンチック。豪華リゾートホテルの趣。
夕食はバイキング。レストランにすわっているのは、ほぼ全員が白人。
庭に出ると、バーベキュー。熱々の焼きたての肉はおいしい。肉を100グラム作るのに、どれだけの植物を消費するかを考えると、菜食主義にならないといけないのだろうなあと思いつつ、あまりのおいしさにおかわり。ミントソースなるものがマスタードの横においてあったので、試してみる。お肉によく合って、ますますおいしい。知らない土地で、初めてのものを食するのはなんと幸せなことだろう。
まわりの風景が珍しい。
大きな木かと思ったら、巨大なサボテンだったり、びっくりすることがたくさん。世の中には知らないことがたくさんあって嬉しい。
好奇心は旺盛なのだが、24時間の飛行機はさすがに少し疲れたらしく、その日はホテルについてご飯を食べて、少し片付けをしたら意識がなくなった。
ケニアの旅は始まったばかり。
ともかく、ここはアフリカなのだ。
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Comments
アフリカ!
まさに冒険の予感が……
Posted by: Hiroshi Akatsuka | 2007.02.15 07:05 AM