青の色
久方ぶりの優雅な日曜の午後。
知人と銀座でランチ。
日曜日の銀座なんて、本当に久しぶり。
明るい陽光を浴びて歩く銀座の目抜き通り。
華やか。
ああ、世の中にはこんなところもあったのだと、しみじみ思う。
怒涛の報告書シーズンに突入し、ほとんど生活にゆとりとか潤いというものがない今日このごろ。めったに会えない方からの突然のお誘いをいただき、嬉しく出かける。
カーヴ・エスコフィエ。
彩りも美しいフランス料理。
ランチコースはちょっとお得な気分。ゆったりとした時間を楽しむ。
久しぶりなので、四方山話を楽しむ。
一年ほど前に網膜剥離の手術を受けたという知人は、おもしろいことを教えてくれた。
手術したほうの目で見ると、青色が鮮やかな青に見えるのだが、手術していないほうの目で見ると、黄色っぽい青に見えるのだそうだ。両目で見ると、その中間くらいに見えるらしい。
同じものを見ていても、年齢によって、見え方は微妙に違うらしい。幼い子供が見ている空も海も、きっと私が見ているよりもずっと青いのだろう。
同じものが違って見えてくることの不思議を感じつつ、優雅な日曜日の第二部へと移動。
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Comments
赤塚様
コメント、ありがとうございます。
今は、手術で視力もよくなるそうですね。
昔、絶対に不可能だったことが、今はできるようになっているのは、ありがたいですね。
Posted by: Rei Kawashima | 2007.03.21 10:32 AM
自分も視力がどんどん悪くなって、
眼鏡なしでは景色が朦朧としてはっきり見えなくなりました。
カメラマンにとって目は命です。
色のことを読んで、
ディスプレーのキャリブレーションの大切さを思い出しました。
Posted by: 赤塚 洋 | 2007.03.19 08:04 PM