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ベルリンその8

4月26日(木)

最終日。飛行機は夜なので、少し時間がある。
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ベルリンには、寿司レストランがたくさんあるとのことで、連れていっていただく。
味噌スープには蓮華がついてきて、ちょっとびっくりしたけれど、味は、そんなに悪くない。
おすしは、少し変わっていて、海苔巻きなのだが、その海苔に衣がついていて、油でかりっとあげてあるのである。不思議な感じはしつつ、意外においしいことに驚く。

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アレキサンダー広場へ。ここは、旧東ドイツ。
ここと、ポツダム広場を比べると、東西ドイツの違いがよくわかる。
ポツダム広場は、華やかで消費を刺激するような店がたくさん。
アレキサンダー広場は、大きな噴水があって、そのまわりにみやげ物を売る店が立ち並んでいる。

案内してくださった方は、旧ソ連の出身。
西の世界の生活を謳歌しながらも、東の世界を否定することもない。
「ソ連時代は、必要なものはみんな手に入ったし、自分はとても幸せだった」

生まれたときから、信じるべきものを与えられていれば、精神的には安定する。きっと、家族も社会も安定していたのだろう。西側とは「違っていた」だけ。

そして、急激な変化と価値の崩壊。そこにいた人たちの心はどうやってそれに耐えてこられたのだろう。

小さな痛みを感じながら、そこで別れる。

その後、一人でタワーに上る。
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ゆっくりと回るレストランがある。
外の景色を楽しみながら、ゆっくりとコーヒーを楽しむ。
ああ、こういう時間もいい。

降りてから、近くのショッピングセンターへ。
しかし、ここで購入したワインは、結局は持って帰ることができなかった。(顛末はこちらをお読みください)


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