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夏のカムイロケット

カムイロケットが、8月4日早朝に打ちあがるとの連絡をいただいた。

HASTICの伊藤先生からのご連絡だが、カムイスペースワークスブログでは、カムイロケット開発者の永田先生じきじきのコメントが読める。日経BPにも紹介されている。

今度は高度10キロメートルをねらっていて、初めての洋上回収だそうだ。

カムイロケットが衛星の軌道投入をできるようになったら、世界は変わる。少なくとも、大学の衛星開発は大きく変わる。好きなときに好きなところに打ち上げができるようになれば、超小型衛星が打ち上げの主体になれる。もしコストがそれほど高くなければ、海外から学生たちがキューブサットを抱えて千歳空港に降り立つことになるだろう。

そうはいっても、宇宙は遠い。突破しなければならない壁がたくさんある。衛星打ち上げに使うには、軌道投入ができなければならないが、その前に、解決すべき技術的課題がたくさんある。そんなに簡単なことではない。

けれど、それにチャレンジしようという人たちがいる。
そのことだけでも、すばらしいことではないだろうか。

本番の打ち上げに向けて、それはそれはたくさんの努力がなされていることと思う。
たくさんの人たちの想いと献身的な努力が、実を結びますようにと祈らずにはいられない。

そして、大きなプレッシャーを背負いながら、それをプレジャーに変えてしまう永田先生の強さに拍手を送りたい。宇宙開発技術者は、プレッシャーをプレジャーに変えるコンバーターを心の中に創っていく必要がありそうだ。

「夏のカムイロケット」が、今度は実現しそうだ。

打ち上げ成功を、心よりお祈り申し上げます。

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HASTICのホームページは、最新ニュース以外は消されていってしまう仕組みのようなので、ここにそのまま転載しておく。

HASTIC TOP NEWS  (2007.7.12)
気象観測用ロケットCAMUI 打上げ実験のお知らせ

 異常燃焼の頻発により平成18年3月と7月に相次いで実施見送りとなった実用気象観測用小型ロケット「CAMUI型ハイブリッドロケット」の打上げ実験を、8月4日早朝、北海道大樹町で実施します。この打上げ実験は、平成16、17年度経済産業省「地域新生コンソーシアム研究開発事業」に採択された「ハイブリッドロケットによる成層圏観測、微小重力環境提供事業の創出」プロジェクトで開発された無火薬式小型ロケット「CAMUIロケット」の打上げ環境におけるエンジン作動実証実験と超音速飛行環境における詳細な飛行履歴の取得を目的として、到達高度10 km規模で実施するものです。
 実験場所までのアクセスは狭い未舗装路のみで、駐車スペース(15台)も限られています。実験に支障が生じないよう、取材頂く場合には必ず申込書により事前に取材申込みを頂けますようお願い申し上げます。一般の方の見学も可とします。


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Comments

永田先生
ホームページの件、さっそくにありがとうございます。活用させていただきますね。
お忙しいと思いますが、からだに気をつけてがんばってくださいませ。

Posted by: Rei Kawashima | 2007.07.15 at 11:02 AM

CAMUIロケットに関するエントリ有難うございます。

>HASTICのホームページは、最新ニュース以外は消されていってしまう仕組みのようなので、

申し訳ありません。ずっと懸案事項だったのですが、過去トップニュースをリスト形式で提供するように修正しました。トップページの下の方にリンクを貼りましたのでご活用ください。

Posted by: 永田晴紀 | 2007.07.14 at 11:46 AM

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