« クラスターローンチ | Main | 還暦祝い »

渇すれども・・・

月に一度、書道を習っている。

墨をすり、筆を持ち、背筋を伸ばして半紙に向かうことが、こんなにも楽しく心落ち着くことだとは、子供のころは知らなかった。

大人になって、わかることがたくさんある。
その年代にならなければ見えないこともたくさんある。

最近は、パソコンばかりで、字を書くことはあまりないし、あったとしても横書きばかり。
縦書きのかな文字は美しい。
下手は下手なりに、その美しさの一端をかいまみては嘆息する。
こういう時間を持てることが、どれほど幸せなことかを知っている自分を見つけて、嬉しくなる。

本日の初級のお手本。

やる気になれば 何でもできる

何か一つ今すぐやりはじめてみよう

もう少しお上手な方のお手本

渇すれども、盗泉の水は飲まず

暑けれども、悪木の陰に息わず(いこわず)

    陸機の言

なんというタイムリーな言葉だろう。
どちらも、今、私が一番必要としている言葉かもしれない。

そうだ、盗泉の水は飲むまい、悪木の下では休むまい。
そして、何かを始めよう。

。。。しかし、問題は、盗泉の水なのかどうなのか、悪木なのか良木なのか、見分けるには能力がいるということだ。水は水だし、木は木だ。よいものなのかどうなのか、判断する力が必要だ。

その判断力、目利きの力が、自分にあるだろうか。

眼力のなさを補うのは、たぶん、コミュニケーション力。
少しでも変だと思ったら、聞いてみる勇気。

そのうち、霧は晴れてくる。
霧が晴れたあとの景色が美しいとは限らないけれど、前へ進むには、晴れたほうがいい。

よき水を飲み、よき木陰で休み、清清しい心で、十分に英気を養って、大きく前進したいものである。

|

« クラスターローンチ | Main | 還暦祝い »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

コメントありがとうございます。
眼力と判断力ももちろんですが、それを受け入れる勇気、のようなものも必要かな、と思う今日このごろです。人は、見たいものを見、聞きたいものを聞くところがあるみたいです。。。

Posted by: Rei | 2007.07.06 at 06:58 PM

「渇すれども、盗泉の水は飲まず
暑けれども、悪木の陰に息わず(いこわず)」
何て見事に、昨今の社会の有り様を映し出した表現でしょうか!!
清泉や良木を装った輩のなんと多い事か?
この世の中を少しでも良識ある世界に変えていくには、真実を見る眼力と見識ある判断力が必要なのですね。霧が晴れた後に、一服のオアシスが広がれば、人は希望を持って頑張れるかもしれませんね。

Posted by: Kawasan | 2007.07.06 at 03:11 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« クラスターローンチ | Main | 還暦祝い »