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マイコミジャーナルに掲載!

カムイロケットの取材原稿が、マイコミジャーナルに掲載された。

本来であれば、4日に打ち上げなので、5日は原稿ができているのが普通のプロライターであるが、私の場合は、いろいろと考えてしまって、なかなかかけず。。。カムイロケットは、UNISECとしても応援したいし、北海道出身者としても応援したいし、超小型衛星ビジネス化を推進する人間としては、将来のロケット確保につながるのだから、早期に成功してもらいたい。いったい、どの立場で書けばよいのか。ジャーナリスティックな話ではなくて、主観を入れて書いてくださいとのリクエスト。どうでも立ち位置を決めねばなるまい。

そんなこんなで、どういった切り口で書くのかを決めるのに時間がかかってしまった。しかし、怪我の功名で、赤平の植松電機さんまでうかがった話までいれることができたので、まあよかったとしよう。

この原稿は、本当は宇宙作家クラブの別のメンバー(大塚実さん)が書くことになっていたのであるが、彼が行けないので、よかったら書かないかと声をかけていただいて、チャンスをいただけた。

しかし、ビデオを持っていったのに、うまくとれず、打ち上げの写真もとれず、途方にくれていたところ、植松電機の安中さんが、画像も動画も提供してくださって、本当に助かった。そうでなければ、打ち上げ準備中の写真のみで構成するしかなかった。

植松電機さんもHASTICさんも、いまどき珍しいくらい「譲り合う」人たちで、写真にクレジットを入れるのは、どこにしましょうと聞いたら、互いに「あちらをいれてください」とおっしゃる。結局、「カムイスペースワークス」で入れることにして、一件落着。こういうやりとりは楽しい。

そして、マイコミジャーナルの担当編集者の千葉さんにも無理を聞いていただき、素人写真をセンスよく配列していただき、感謝である。WEBジャーナルは、慣れないと難しい。というより、たぶん、文章を書く以外のセンスが必要とされる。で、私はそのセンスはどう考えても発展途上。ブログで適当に写真をはりつけるのとは違う。

いずれにせよ、拙ブログのたぶん何百倍も何千倍もアクセスがあると思うので、多くの方にカムイロケットのことを知っていただけると思う。

少しでもお役に立つことができれば、こんな嬉しいことはない。

よろしかったら、どうぞマイコミジャーナルの記事をお読みください。打ち上げの感動的な動画が見られます。(Quick Time が必要です)

たったの7年で、こんなふうになるのだと、本当に感心すると同時に、暖かな希望の灯火がぽっとともったような気がする。

ただただ、感謝、である。
すばらしい方々との出逢いに恵まれていることの幸運に、ひたすら感謝である。

(ところで、記事でお気づきの点がありましたら、ぜひ教えてください。気をつけてはいるのですが、いろいろミスもあるかと思います)


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7年目の8月4日

カムイロケットの打ち上げが無事終了し、本日は、大樹町の歴舟川清流まつりへ。

ペットボトルロケットコンテストの中で、カムイロケットの燃焼実験を公開ですることになっているそうなので、こちらもいっしょに取材。きびきびと動く植松電機と北大の「若い衆」が小気味よい。

そして、もちろん燃焼実験は迫力タップリ。轟音と炎の数秒のあとに沸き起こる歓声と拍手の嵐。

打ち上げの感激さめやらぬ昨夜は、焼肉屋さんにて、植松電機の若手の皆さんといろいろお話ができて、有意義だった。あまりにも不思議な縁があちこちにはりめぐらされているのがわかって、なんとも不思議。

カムイロケットの三度目の正直の打ち上げは、8月4日に行われた。これは、誰も何も意図したわけではない。

「お盆にかかると困るし、土日でないと、許可をいただかないといけない先が増えるし、協力してくださる方々も自分も時間がとりにくいしで、8月4日の土曜日にしました」と永田先生。

植松電機の社員でも、あまり知る人はいないという「開所記念日」。

もともと芦別にあった会社を、赤平に移転して、開所した日。開所式の日。

その日は、7年前、つまり2000年の8月4日だったのだという。誰も意図も意識もしなかったのに、7年後のその同じ日に、制御機能つきのカムイロケットは打ち上げに成功した。

すべてのことは、全きことのために、最善のタイミングで起こる。

私がブログに書いたこの言葉を、皆さんが大切に想ってくださっていることを知って、本当に嬉しかった。自分のささやかな気持ちが、誰かに届いていることを知るのは、幸せなことだ。

秋田大の学生さんたちが植松電機さんに泊めてもらうというので、私も便乗させてもらうことにして、彼らといっしょに赤平にやってきた。UNISEC学生理事の小林さんの初心者マーク運転は、植松電機さんの車に誘導していただいて、無事に到着。お疲れ様でした。

晩御飯は、滝川の「松尾ジンギスカン」へ。食べ放題飲み放題コースで2650円也。やはり、ここのジンギスカンは素敵だ。タレもよし、肉もよし、野菜もたっぷり、で大満足。

そして、今、植松電機さんの部屋でこれを書いている。インターネットも貸していただき、簡易ベッドも寝具も調理器具一式もあって、快適。シャワーもあびてすっきり。後は仕事を片付けて寝るだけ。

不思議な偶然がたくさん見え隠れしている。
そういう中では、「意味」を探すのは、あまり難しくない。
「意味」がはっきりと見えたとき、余計なものはそぎ落とされて、本当に大事なものだけが残っていくように思う。

カムイ君のますますの成長と今後の活躍を祈念したい。


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祝!カムイロケット、打ち上げ成功!

カムイロケットは、無事に打ち上げられた。

朝からやっぱり雨が降っていて、風も強くなってきていたのだが、無事に打ち上げられた。
詳細は、別のところでご紹介することにして、今は、緊張がとけるようなことを書きたい。

その1)
 「絶対ダイジョウブ」と永田先生。
 天気がどんどん悪くなり、顔がだんだん険しくなっていく中でのコメント。

 その根拠は、「永田晴紀」という名前。
 今後は、「ナガタハレノリ」と名乗られるとか。

その2)
 台風接近中の危ない中で、打上げられた幸運について。

 「やっぱり日ごろの行いがいいんですよ」と、某学生氏

 「本当に日ごろの行いがよかったら、台風にあたらないでしょ」と、私。
  (北海道に台風が来るのは珍しいことなので、まずめったにこういうことは起こらない)

お天気がよければ、なんでもないことが、恐ろしく困難なことになってしまう不思議。そんななかで、必死に打上げた人たち。

ウサギ台風のせいか、打ち上げ後に目が真っ赤になっている人たちがちらちらと見えた。

回収はうまくいかなかった模様だけれど、まずは、打ち上げが成功して本当によかった。

おめでとうございます!
関係者の皆様は、まずはゆっくりお休みください。

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大樹町到着

大樹町に無事到着! 
パチパチパチ。飛行機が飛んだだけでもよかった。
帯広空港からタクシーで9800円也。初乗り520円なのにこの値段。
ちょっと高いが、しかたない。

ランチャーの設営を見学。といっても、ほとんど完成状態だったが。。。
白と青でなかなか素敵。

小雨が降っていて、肌寒い。
そして、海が荒れている。

懐かしい顔にたくさん出会う。いつのまに、私はこんなにたくさんの人と知り合いになっていたのだろうと、ちょっと驚く。

「夢の扉」大撮影隊も出陣中。
見ようによっては、ドラマのロケのようにも見える。

ともかく明日の朝、ちょっとだけでいいので、打ち上げのウインドウが開くといい。

夜を徹しての組み立て作業がこれからはじまろうとしている。。。

→と思っていたら、10時20分には、本日の全ての作業が無事終了。
明日3時まではゆっくり眠れる予定。3時間もある。よかった。

しかし、台風が北海道を直撃という天気予報。こちらはちょっと心配だ。


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ウサギ台風

台風5号がきている。
その名は「ウサギ」。台風にはちゃんとそれぞれ名前がついているのだそうだ。

そのウサギ台風が、これから下手をすると北海道にいってしまうらしい。

現在の予想図を見ると、大樹町のあたりは、台風直撃の様相。
今も雨が降っているようだ。
勢力は衰えるかもしれないが、台風は台風。

明日の打ち上げはできるのだろうか。
一日の順延は予定されているけれど、その先は聞いていない。砂漠で勝手に打ち上げるのとは違って、手続きや関係諸方面との調整が必要なので、じゃあ来週また、というわけにはなかなかいかない。

心配にならないわけではないけれど、その場その場で精一杯のことをやるしかない。

宇宙開発は科学の先端とはいっても、天候に左右される。天候を左右できるようなものにはなっていない。もっとも、左右してしまったら、またあちこちでひずみが生まれて大変だろうけれど。

カムイスペースワークスのブログに植松さんが書いておられる。

台風を食い止めるためにも、下記をクリックお願いします。

ブログランキングへ

ブログランキングを押せば、台風を食い止めることができるのか。
彼の気持ちとしては、みなさんの応援が力になる、ということなのだろうか。

工学部出身の彼がそう言うのだから、文学部出身の私は、もっとぶっ飛んでもよさそう。

ウサギ年生まれのみなさんには、ここでちょっとがんばっていただきたいものだ。
ちょこっと、台風を遅らせるか、進路を曲げるか、なんとかしていただいて、無事に打ち上げができますように。

もしできなければ・・・・

そのときは、またやり直すだけだ。
これまでもそうしてきたように。そして、これからもそうしていくように。

何度でもやり直す。
淡々と受け入れて、やり直す。

そうできることがどれほどすばらしいことなのかは、そうしている人たちにはきっとわからない。

けれど、後になってみると、そのこと自体にとてつもなく大きな意味があったことがわかる。

そろそろ私も出発しよう。
とりあえず、飛行機がちゃんと帯広空港に着きますように。


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大樹町へ

カムイロケットの大樹町での打ち上げを見に行くことにした。

昨日決めて、航空券の手配をした。宿はなし。寝袋を持っていくので、どこかでコロンと寝よう。

カムイ君の今後の成長が、日本の宇宙開発の方向性を左右するかもしれないので。。。などと大それたことは言うまい。

北海道生まれの私は、夏の東京には弱い。
いつも、涼しいところへ逃げることを夢みながら、ジリジリと焼けるアスファルトから立ち上る熱気の中で、めまいを覚えながら、過ごしている。

涼しい北海道で、カムイ君の勇姿を見るという、たまの贅沢をさせてもらっても罰はあたるまい。

記者会見なども見せていただきたかったので、いちおうプレスで申し込み。
そうしたら、WEBニュースのお仕事をいただけるかもしれない状況になってきた。取材道具はすべて持っていこう。そうそう、三脚を忘れずに持っていかねば。

一般の見学も可能だそうなので、ご興味のある方は、ぜひぜひ大樹町にいらしてください。
現地でお目にかかりましょう!

詳細はHASTICのホームページでどうぞ。

以下は、カムイスペースワークスのプレスリリースから転載。

-CAMUI打上げ取材・見学予定の皆様へ-

・ 打上げスタッフは8/3(金)午前に大樹町入りし、大樹町航空公園格納庫を準備作業本部として準備作業を行います。取材および見学の方は準備作業本部までお越しください。航空公園の詳細はこちらをご参照ください。googleマップでの場所の確認はこちらからどうぞ。
・ 8/4(土)の打上げは7:30を予定しています。射点への車両の乗り入れは、HASTICから許可を得ている取材車両以外はご遠慮ください。準備作業本部から射点までは砂利道を 2 km 程度です。6:00頃より、準備作業本部から射点まで大樹町のワゴン車でピストン輸送を行いますのでご利用ください。射点への進入路は7:00に閉鎖致します。
・ 取材申込みは現地でも可能です。準備作業本部において 8/3(金)午後から受付けを開始致します。NEW
・ 8/5(日)に順延となった場合は、打上げを6:00に行います。ピストン輸送は4:30~5:20、進入路閉鎖は5:30となります。
・ 8/3(金)17:00より、航空公園で記者説明会を予定しています。


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