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北海道で学会

札幌で行われた宇宙関係の国内学会に参加。
たくさんの見知った顔に出会う。この世界が狭いのか、私の顔が広くなったのか。。。
この学会は、「出された論文はすべて受け取る」システムなのだそうで、今回もたくさんの発表件数があり、セッション数も多い。学生さんもたくさん参加していて、なかなか楽しい。

3日間のセッションの中で一番印象に残ったのは、「旭山動物園の園長さんのご講演」だというのは、我ながら情けないが、事実なのでしかたない。動物のお話を聞くのはそれだけで楽しいのだが、園長さんはお話が上手で、動物たちへの愛情にあふれていて、ついつい引き込まれてしまう。

会議終了後、テクニカルツアーが予定されていた。
私は、赤平の植松電機さんへのテクニカルツアーに参加。30人以上の参加があった。
植松専務のご講演は相変わらずすばらしかったし、無重力実験の落下塔のデモンストレーションもいつもどおりすばらしかったし、カムイロケットエンジンの燃焼実験も至近距離で見せていただき、鼓膜が破れるかと思うほどの迫力だった。

しかし、最高に楽しかったのは、子供用のモデルロケット製作と打上げ。
実は、初体験だったのだが、これは文句なしに楽しい体験だった。
手順は明確だし、簡単にできるし、わからなかったら、植松電機の社員の先生たちが親切に教えてくださるし。。。

Dscf1993


お昼休みにやりたい人だけ、ということだったのだが、はっと気づくと、ほぼ全員が。。。
業界では有名なエライ先生たちも、ほとんど全員が参加。
作っている顔は、童心に帰ったようで本当に嬉しそう。完成して記念撮影するときの笑顔など最高!

Dscf1979


冷たい小雨の中、植松電機の敷地で打ち上げていただいた。
(雨の中、燃焼実験・落下塔デモンストレーションやモデルロケット打ち上げ・回収作業をしてくださった植松電機の皆様、北大の学生の皆様、ありがとうございました!)

自分で発射スイッチを押すときなど、ドキドキだし、ちゃんとあがると感激だし、パラシュートを開いてちゃんとおりてきたりすると、小さなロケットがいとおしくなるあたり、しっかりはまってしまったらしい。もちろん、大事に持って帰ってきた。他の皆様も同様。

Photo

「ああ、こんなことが人は(大人でも)嬉しいのだなあ」と、少しとまどいながら、その事実を受け入れる。


東京に戻ってきてから、植松さんの講演で感じたこと、モデルロケット打ち上げ体験で感じたことなどを含めながら、考えた。

本当にやりたいこと、自分が信じられることをやるべきだ、と。
しかし、それが何なのか明確になっている人は少ない。オタクと呼ばれる人ですら、まったく揺らがずに信じているかというと、そういうわけでもない。みんな、多かれ少なかれ、揺らぎながら、迷いながら、歩いている。
(オリンピック金メダルの荒川静香さんも、スケートがいやになってやめていた時期もあると言っておられた)

けれど、それ(やりたいこと・信じられること)はどこか外にあるわけでなく、自分の中にある。自分と真正面に向き合って、心に問いかければ、出てくるはずだ。

そのために、今、3つの質問を自分に投げかけている。

1)人に誇れる得意なことは何か?

2)最も夢中になれることは何か?

3)何をしているとき、一番幸せを実感できるか?

急がず、ゆっくり時間をかけて答えを出そう。
ないものを求めるのはやめて、事実に身をまかせよう。

ともあれ、とても楽しく、学ぶところの多かった北海道滞在だったことに感謝したい。

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