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ケニアからの便り

ケニアの友人からメールが届いた。
昨年の1月にケニア旅行に行った際に、10年ぶりくらいで会った友人だ。

ナイロビ郊外に住んでいるので、心配していたが、彼も家族も無事だった。

選挙に不正があったことから、安定しているといわれていたケニアの情勢が突然不穏になり、暴動が起こり、あわやルワンダの二の舞かという状況になっていた。 

タイミングというのは、本当に重要らしい。
昨年の1月には、ケニア旅行に何の不安もなく行けたのだが、今年なら行けなかった。

あのとき、スラム街の見学に行って、胸を衝かれるような感じを受けたけれど、それでもそこで人々は笑って暮らしていた。世界にそこだけしかないのなら、きっと、そこに住む人たちは幸せに暮らせたのだろう。

けれど、実際には、同じ市内に豪華な屋敷が立ち並ぶ。貧富の差、などという言葉で表せるようなものではない。国連の職員の方にうかがった裏話から察するところ、スラムにはいろいろな利権もからんでいるらしい。

変化は小さなところから始まって、あっというまに大きくなる。
ほころびやきっかけは、どんなことでもいいのだ。状況が変化を求めているから、「それ」がきっかけになる。

第一次大戦の勃発の例をひくまでもなく、そういうことはたくさんある。

急激な変化は、犠牲も大きい。
大手術をすると、回復に時間がかかる。
漢方治療のように、ゆっくりと、気がつかないうちに、全体としていつのまにかよくなっていた、というのがいい。

そんな変化が起こるには、何が必要だろう。
ホリスティックなものの見方、システムとして全体をとらえる見方、そして、違いの本質を知ること。

それだけではたぶん足りない。
ジグソーパズルのピースが一つ一つはまっていったとき、足りないものがわかるのかもしれないけれど、それではたぶん間に合わない。

足りないものは何だろう。
心当たりはあるのだけれど、確信はない。

試行錯誤で試していくうちに、確信が出てくるのかもしれない。
まずは、自分でやってみよう。


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