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北京ダックランチ

北京に出張していた学生さんから、おみやげに北京ダックをいただいた。

これはというので、さっそく北京ダックパーティを企画。
夜は父が入院している病院にいくので、ランチの時間帯に設定。

北京ダックの袋をあけてみたら、味噌と北京ダック様が真空パックになっている。
春餅(北京ダックを巻いて食べる春巻きの皮のようなもの)をどうしようかと考え、ネットで作り方を調べる。
なんちゃって北京ダック」という、チキンで北京ダック風のものを作るというレシピがあり、そこに春餅の作り方が書いてある。

小麦粉とごま油とお湯だけでできると書いてあるので、作ってみることにした。
12時過ぎにごそごそと小麦粉をこねているのは、なにやら不気味であるが、けっこう楽しい。
レシピに書いてあるとおりにしたら、そのとおりにできた。嬉しい!こういうシンプルな喜びは大切。

そして、本番のランチ。
本場の北京ダックは、皮がパリパリでそれがおいしいのだが、電子レンジを使ったせいか、全体的にパリパリ感はないものの、それなりのものができた。ねぎの白い部分ときゅうりの千切りを添えて、味噌をたっぷり載せていただく。

春餅がやや不足したので、餃子の皮を焼いてみたが、やはり、「手作り春餅」のほうがおいしいとのこと。いやーよかった。

そして、なんとなんと、あの夕張メロン様がいらしてくださったので、ありがたく賞味させていただく。
本場の烏龍茶に山形のおいしいお菓子もいらしてくださり、おかげさまでたいそう贅沢なランチとなった。

「ほっこりする」時間。

「入院患者の家族」は、病気にのみこまれないように、病気のネガティブパワーをはねかえせるように、つとめて楽しい時間を持ち、きれいな花でも飾って、気持ちよく暮らすのがよい。

病人に前向きになれといってもなかなか難しい。とすれば、こちらが前向きになって、ポジティブなエネルギーを少しでもあげられるといい。そのためには、自分が幸せな気分でいることがとても大切になってくる。

たぶん、これは、どんなことにも応用できる。
しんどいことがあるのなら、何かしら楽しいこと、ほっとすることを見つけるといいかもしれない。

父が入院してから、切花をずっと買っている。
枯れかけたら、次の花を買って飾る。
それだけで、どんなにか心が休まることか。

そして、おいしくて楽しい食事をする。
普通でもそれは楽しいことだけれど、心がしんどいときには、それが本当に嬉しい。

すべては最善のタイミングで、全きことのために起こる。

そう信じていよう。

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Comments

須田さん、コメントありがとうございます。
「入院患者の家族」は意外に多いようですね。そういう中で、ちゃんと皆さん仕事や家事や子育てをこなしているのは立派です。。。
お父様の骨折、早くよくなりますようにお祈りしております。

Posted by: Rei Kawashima | 2008.05.28 10:29 PM

うちの父親も入院して2週間。今回はひじの手術ですが1年ほど前の骨折が治らないのは可愛そうでありまして,骨粗鬆症もありチタンで補強。畑や田んぼ,庭も手を入れつづけることで意味をなしますね。体や心もそうなのかなと考えたりしています。

Posted by: 須田浩之 | 2008.05.27 11:40 PM

ぜひぜひ、召し上がってくださいませ。
ほっこり時間は必要ですね。

Posted by: Rei Kawashima | 2008.05.27 09:39 PM

北京ダックは、もう何年も食べていないです。
もう一度食べたくなりました。

Posted by: 赤塚 洋 | 2008.05.27 05:38 AM

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