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春雷

4月1日
不思議な一日だった。
エイプリルフールのいたずらかと思うくらいに、たくさん「フール」な連絡があった。

「取材の申し込み」というから、きちんと応対していたら、さにあらず、「お金を払えば取材して雑誌に出してあげる」という話。要するに、「取材の売り込み」だった。OKなら、もう明日かあさってには取材に来るという。

「お金を払わないといけないならけっこうです」といったけれど、ファックスを送りつけてきた。
そして、そのファックス。

  超小型衛生についての取材

衛星を衛生と書いているあたり、これはもうまったくお話しにならないと思い、放置。
「放置する」ことを、これまで私はなるべくしないできた。どんな方にでも、きちんとお返事をして、何かしら感謝できるところを探して、心穏やかにいられるようにと気を配ってきた。それは決して悪くないと思っている。

しかし、こちらの時間がどんどんとられる。
これからは、「放置」という選択肢も検討しよう。
どうしても必要であれば、「放置」されたほうからもう一度連絡があるだろう。
(ちなみに、ファックスの送信元から再度の連絡はなかった)

その後、有意義なミーティング。
このミーティングは、将来にけっこうなインパクトがあるかもしれない。

夜、春の嵐。
けっこうな雨。この季節の雨はまだ冷たい。
雷は、かなりの長時間なり続け、稲妻が光り続けた。

その間、私は、墨をすり、筆をとっていた。
月に一度の書道教室。
白い半紙を前にきちんとすわって字を書くひとときは、心落ち着く楽しい時間。

先生のお知り合いの方が、以前、犬の散歩で公園にいって、雷に打たれてお亡くなりになった由。
そういえば、そんなニュースを聞いたような気がする。

散歩に出かけて命を失うこともあるのだ。
人はいつどうなるのか、本当にわからない。

いつどうなっても本望といえる生き方ができているかというと、それはかなり怪しい。
まあ、しかし、そういう人はもうちょっとよい生き方ができるようになるまで様子を見ようということで、生かしておいていただけるのではないだろうかと、恐ろしく都合のよい理屈をこねてみたりする。

春雷も、一時のことで、過ぎゆくもの。
すぐに穏やかな空が戻ってくると思えるのは、幸せな証拠。

春雷や 筆を休めて 身も休み 
(自己評:休みたい気持ちが現れた、正直な句ですね。HA!HA!)


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