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銀座のミツバチ

銀座でハチミツがとれる。つまり、ミツバチが飼われている。
銀座ミツバチプロジェクト」というのがあって、銀座3丁目にある紙パルプ会館屋上にミツバチの巣箱をおいて、飼育している。毎日、ハチミツがとれているのだそうだ。そして、ミツバチ君のおかげで、銀座界隈の木は、たくさん実がなるようになったのだそうだ。

ファームエイド銀座2009というイベントにお誘いいただき、出かけたところ、屋上ミツバチの見学会があった。巣箱に指を突っ込んで、蜜をなめるという素敵な経験をさせていただいた。フレッシュな蜜は、とても甘くておいしかった。それに、ミツバチ君たちはなんだかとってもかわいかった。。。

少し前に、ミツバチが大量死しているという話を聞いた。それは、クロチアニジンとかいう殺虫剤のせいなのだそうだ。人には大丈夫だが、虫には大丈夫ではなかったらしい。

ミツバチは3キロくらいの範囲内の花を探して飛び回る。銀座周辺にはその殺虫剤を使うような農地がなかったので、銀座のミツバチはその殺虫剤の被害にはあわなかったのだそうだが、街路樹にその薬を使うような計画もあるそうで、そうすると銀座のミツバチ君も大ピンチになってしまう。

知らない世界に行くと、日ごろふれているエネルギーとはぜんぜん違うエネルギーにふれられる。業界用語が普通に使われるのは、どこの世界も同じで、用語がまずわからないので、理解しにくいことがたくさんあった。ゲンゲン、ゲンゲンという言葉が飛び交い、何のことかと思ったら、減農薬減化学肥料のことなのだそうだ。

農と食というテーマなので、おいしいもの屋さんもたくさん出ていて、お昼や休み時間には、いろいろ楽しませていただけた。農水省の官僚の方々も多数参加されていた。「聞いてやるから霞ヶ関に来なさい」という態度でないところはよいが、複雑な利害関係がありそうにも見える農業行政で、何をどこまで変えられるのかは不明。とりあえず、銀座のミツバチ君が今後どうなるか、見守っておこう。

帰り際に、銀座のミツバチ君が作ったという蜂蜜をおみやげにいただいた。楽しみにいただこう。見学中になめさせていただいた「ソメイヨシノ」の蜂蜜はたいそうすっきりとしておいしかった。


わからないなりに、いくつか学んだこと:

●世界のありの総重量と人間の総重量は同じくらい。しかし、ありは環境破壊はしていない。人間は自然法則を破り、環境を破壊している、のだそうだ。

●「沈黙の春」という本があるが、日本の田んぼはずっと前から「沈黙の田んぼ」なのだそうだ。しかし、かえるやら鳥やらがたくさんいる田んぼを作る工夫をしている方々もたくさんおられる、らしい。

●「自分のための食の安全」というところからの視点で農を考えるのは危ない、らしい。人間の「ワタシ」の視点だけでなく、虫の視点とか、鳥の視点なども必要なのだそうだ。人間のために農薬を減らせるように使ったものが、虫を殺し、その虫を食べる鳥が減る、というようなことなのだろうか。

銀座のミツバチ君たちが、いつまでも元気に飛び回れますように。

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Comments

人間ががん細胞。。。というのはちょっと悲しいですね。もっと大きな世界で考えれば、そうでもないかもしれないです。。。そう願いたいものです。きっと、これらのことにも何かの意味があると。

Posted by: Rei | 2009.07.30 at 11:56 PM

最近つくづく思うのは、
人間という存在は、地球にできた癌細胞ではないかということです。
ますます、サステナビリティを第一義に考えて生きたいです。

Posted by: 赤塚 洋 | 2009.07.25 at 09:58 PM

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