東京根津 下町の晩ごはん
私の通っているお料理教室「根津くらぶ」の山田えつこ先生が、最近本を出されたので、ご紹介しておく。
「東京根津 下町の晩ごはん」
先日は、ここにお客さんとしてうかがって、たいそうおいしいディナーを堪能させていただいた。春の前菜だけ、写真を撮った。宝石のような煮こごりがかかっていて、それをからめていただく。つくしんぼまで入っていて、春らしく美しい。
ひとつひとつの料理は、すべてすばらしくおいしい。最後のお味噌汁が絶品。
確かに「下町の晩ごはん」風で、大根とあぶらげが入っているのだが、これが胃を通してハートがあったかくなるようなおいしさ、なのである。恐るべき味噌汁!である。
そこのお味噌は、やはり根津にある「秋田屋」さんで売っているとのことで、さっそく購入。500gで390円。根津にはいいお店がたくさんある。
そんな根津にあこがれて、ネットでいろいろ調べているうち、この「根津くらぶ」を知って、アルバイトしたいと電話してきたというかわいらしい若い方がいらっしゃる。麻南美(まなみ)さんというお名前。カメラを向けたら、照れまくり。「先生もいっしょでなきゃ」というのを無理やり撮影。ただいま、お店でアルバイトしながら、料理教室初級クラスで料理の勉強も始めたとのことだから、将来が楽しみ。心がこもったおいしい料理の作り手は、多ければ多いほうがいい。
本日の料理教室は、ホタテと菜の花の昆布締め、マスの焼き物、マスのアラのお味噌汁、筍と若布とタラコの焚き合わせ。
自分も作る側に入っていると、お客さんとしていただく料理とは何かが違う。どちらもよいが、確かに何かが違う。この質的な違いは、何なのだろう。これは、たぶん何かの大きなヒントになりそうだ。
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Comments
山田えつこ先生
コメントありがとうございます。
読売新聞の「春コロッケ」、以下でみつけました。おいしそうですねー!
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20100414-OYT8T00403.htm
Posted by: Rei | 2010.04.17 12:33 AM
れいさんのHPを久しぶりに拝見しました。パソコンに向ってレシピ作りなどをしていても、なかなかネットの方を見ることが少ないのです。いつもステキな記事を書いて下すってありがとうございます。
4月14日の読売に春コロッケという題で載りましたので、チェックしてみていただければうれしいです。
Posted by: 山田えつこ | 2010.04.16 10:54 AM
赤塚さん、須田さん
コメントありがとうございます。
谷根千のあたりは、お散歩道としてもステキですので、暖かくなったら、ぜひゆっくり歩きにいらしてください。
Posted by: Rei | 2010.03.22 09:06 PM
作る前と経過を知ることが出来るって、すばらしいですね。
Posted by: 須田浩之 | 2010.03.16 05:12 AM
今度、谷根千をカメラを持って歩きたいと思っています。
料理は健康によさそうですね。
こういう食事をしたいです。
Posted by: 赤塚 洋 | 2010.03.13 07:51 PM